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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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97話 秘密の暴露大会

翌日、私達は再び冒険者ギルドを訪れた。

丁度いいタイミングだったみたいで、リーニさん達も着いた所だった。



「遅くなってごめんなさい」


「大丈夫よ、私達もさっき着いたところだから」


「でも私達より先に到着しているなんて思わなかったわ~」


「どこで抜かされたんだ?」


「それについては、私から後で説明します」



ビオラさんが私の代わりに皆に答えてくれた。


この会議室? みたいなところで、オーガ戦の報告会が始まった。

ビオラさんが中心となって全容をまとめていった。

報告会は約2時間ほどで終了となったけど、数名の者達はビオラさんに呼び止められて、会議室に残る事になった。

残ったのは私と、カインさんPT、サーラさんPTの計10人だった。



「ごめんなさいね、疲れているところ残ってもらって」


「別に構わないけどどうしたの?」


「残ってもらったのは、ユイちゃんについてお話があったからです」


「え? 私?」


「まず、冒頭でお話があったユイちゃん達が先に着いた理由についてですが……ユイちゃんは転移魔法陣を使用して帰って来たからです」


「「 え!? 」」


「ユイちゃん、転移魔法が使えるの?」


「ビ、ビオラさん?」


「ユイちゃん、大丈夫よ、今ここにいる人達はユイちゃんに不利益な事をする人はいないから」


「そ、そうですが」


「今後の事を考える逆に知っていてもらった方がいいと私が判断したの」


「じゃあ、いいかな?」


「 ユイちゃんは、各街や王都の公園にある転移魔法陣を使えるって事でいいの?」


「そうですが、正確には違います。ユイちゃんが現在、転移魔法を使えるのはルーネ、オウディス、王都の3ヶ所だけです」


「実際に一度、転移魔法陣に触れて起動させないと使えないみたいだから」


「じゃあ、あの時ルーネの町に残ったのは、それを確認する為だったって事ね?」


「はい、そうです」


「また転移魔法についてはユイちゃんが使える事を秘密としています」


「うん、無難だね。大騒ぎになってユイちゃんの自由な時間が無くなってしまいそうだしね」


「後、マニカちゃんとリアちゃんが一緒にいてわかるように、自分以外も同時に転移できます」


「ただし、一緒に転移してもらえるのは女性だけなので、男性は無理だからね?」


「ん? どうしてだ?」


「一緒に転移する場合は弾かれない様に、ユイちゃんにギュッと密着して、更に1分程、転移魔法陣の魔力が体に行き渡るのを待たないといけないのよ?」


「ああ、そういう事か」


「それでは仕方ないな」


「いかなる理由があっても男性陣は転移のお願いをしては駄目よ?」


「わかってるさ、心配しなくてもいいよ、ビオラさん」


「そうそう、ユイちゃん?」


「はい?」


「最後の辺り一面を氷漬けにしたってやつだけど」


「あ~」


「街の中まで氷漬けになっていたし、防衛に携わっていた人が実際に見ていたから、ユイちゃんが使った事が既に広まってしまったわ」


「あ~、そうですよね~」


「こればっかりは、口止め出来そうにないわ」


「大丈夫です。自分でやらかした事なので適当に知らないふりをしておきますから」


「でも、本当にとんでもない範囲だったって報告が上がってきてるけど、もう少し範囲を抑えられなかったの?」


「私も、あんなに広範囲になるなんて思ってなくて……最近、加減が難しいのです」


「もしかして水魔法がLv5を超えたの?」


「ああ、答えたくなければ答えなくていいよ?」


「いえ、私もこの部屋にいる人達は信用しているので話してもいいです」


「私は六属性魔法が全てLv7です」


「「「 えええええええ!? 」」」


「全て?」


「Lv7だって?」


「まじか~」


「ユイは凄いね!」


「まだ15歳だろ? 20歳までにLv10になるんじゃないか?」


「とんでもない子だって思ってたけど、ユイは本当に歴史に名を刻む大魔術師になるな」

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)に関するスタンスを変更するかもです。

まだ未定ですが、活動報告に予定を記載しておきます。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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