表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

96/190

96話 転移魔法の体験

私は、ルーネで見たいものがあるから、後で追いかける事を伝えた。



「それじゃあ、私達は先にオウディスに向かっているわね」


「はい、直ぐに追いかけます」



マティルダさんや、リーニさん達はそれぞれの馬でオウディスに向かった。



「じゃあ、行こうか」


「うん」



マニカとリアは私についてきた。



「ユイはどこを見に行きたいの?」


「ちょっと確かめたい事があって、ルーネにもあるなら転移の魔法陣を調べたくて」


「ああ、あの公園の所にあるやつだね」



やっぱり、どの町も公園に設置されているんだね。



「あれね~、じゃあ私が案内するからついてきて~」


「うん」


「でも、また珍しい物を研究しているね?」


「あ~、マニカとリアだから教えるけど、私は王都とオウディスの転移魔法だけ使える様になったの」


「「 え!? 」」


「ユイ、転移魔法使えるの?」


「王都とオウディス間だけだけどね?」


「凄~い」


「この数百年は誰も使えなかったって聞いた事があるのに」


「やっぱりユイの魔法技術は凄いよね」


「うん、凄いわね」


「もしかして、ルーネの転移魔法陣も使えるの?」


「わからないよ、でももしかしたらって思ったから調べてみたくて」 「そうなんだ~」



その後も、経緯や使い方を説明しながら歩いていると、10分程で目的の魔法陣に到着した。

私は、前と同じように中央に移動して魔法陣に触れてみたら、魔法陣は起動し光り出した。



「うわ~、魔法陣が光ってるね?」


「やっぱり使えそうだね」


「じゃあ、一人ずつ一緒に飛んでみようか」


あれ? 私は**【一人ずつ】**って言ったよね?

何で二人とも私に抱き着いているの?



「えーっと?」


「さあ、ユイ。いつでもいいよ?」


「私も準備OKよ!」


「三人一緒に転移ってした事がないのだけど?」


「じゃあ、ユイの好きな実験ができるわね?」


「いつでもいいよ~」



まあ、無理だったら、やり直したらいいかな。

魔法が十分に行き渡った感じがしたので、転移先を言葉にした。



「オウディス!」



シュワンッ!


魔法陣は発動し、光に包まれた私達は全員一緒にオウディスに転移された。



「凄ーい、本当にオウディスに着いた~」


「3人でも問題なく転移できたね」


「でも、皆より先に着いちゃったし、冒険者ギルドに報告に行こうか?」


「うん」



・・・・・・・あれ?



「マニカ?」


「何?」


「もう転移は終わったから離れてね?」



マニカは私の胸に顔を埋めたまま離れてくれなかった。



「えええ~」



マニカは顔を左右に振って、嫌々をして駄々を捏ねた。(甘えん坊さんだ)



「ちょ、ちょっと。 マニカ止めっ」



そこにリアの鉄拳がマニカの頭に落ちた。


ゴチンッ!



「やめなさい!」


「痛った~い!」



頭を摩りながらマニカが文句を言っていた。



「リアが酷いよ~」


「あんたが、いつまでもふざけているからでしょ?」


「ぶ~~~」


「さあ行くわよ」



私とリアは冒険者ギルドに向かって歩きだして、その後をマニカが文句を言いながらついて来た。



冒険者ギルドに着くと、私が声をかけるより先に、ビオラさんが私の方に走ってきた。



「ビオラさん、ただ今もどりまっ・・・」



私が言葉を言い切る前にビオラさんに捕まえられてしまった。

そしてリーニさんの時と同じ様に、私の顔を両手でガシッっと捕まえてジーっと眺めてきた。



「信じられない、本当にパーツ、パーツをよく見るとユヅキさんにそっくりだわ」


「ちょ、ビオラさん?」


「ユイちゃん。 どうしてユヅキさんの娘だって教えてくれなかったの?」


「ええええ、だって母の事を知っているなんて思わなかったですし」


「ふっふっふ、冗談よ」



やっと顔面拘束から解かれた。



「でも私も駄目ね、こんなに似ているのに教えてもらうまで気づかなかったなんて」


「そんな事、ないと思いますけど? 私みたいな子は何処にでもいますしね」


「え?」


「ん? 何?」



三人がジト目で私を見てる?



「私、普通ですよね?」


「そうね、見た目は普通に可愛い女の子ね。見た目は」


「え? 私は中身も可愛い女の子ですよ?」


「ねえ、マニカ? リアも何か言ってよ~」



その瞬間、ギルド内がざわついた。



「リアとマニカだって!」


「バカっ! 大きな声を出すな!」


「あの二人が**『武神』と『闘神』**なのか?」


「気をつけろ、見た目に騙されるなよ?」


「超狂暴だからな?」



リアとマニカはジロっとギルド内を睨みつけた。


ギロリ。


すると、男達はいっせいに冒険者ギルドから逃げ出してしまった。



「酷いよね? マニカもリアも可愛い女の子なのに」


その後、私はルーネであった事を別室で報告した。

また、リーネさん達は明日到着する予定だから、お昼過ぎにもう一度ギルドへ来て欲しいと言われた。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)に関するスタンスを変更するかもです。

まだ未定ですが、活動報告に予定を記載しておきます。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ