表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

92/190

92話 哀れなオーガ王と、偽物疑惑

オーガ王の剣を受け止めたその少女は、涼しい顔でこう言った。



「間に合った~、よかったよ~、ギリギリだったけど」


「リーニさん、大丈夫ですか?」


「え? もしかして……ユイちゃん?」


「そうですよ~、お久しぶりです!」



私が喋っている間も、オーガ王から攻撃をされているけど、私の盾の前には何の脅威も感じ無いね?

ガキンッ! ガキンッ!って音がするだけで、 全て簡単に弾き返せているし。



「とりあえず、これ倒しちゃいますね?」


「え? そんな簡単に言うけど、それはオーガの王よ?」


「はい、知っています。こいつの魔石が欲しいから、倒しちゃいます」



私は腰から**「ミスリルの剣」**を抜いて一振りすると、オーガ王の巨大な剣が斬れ落ちた。


ズバッ!


「ギャオオッ!?」


思ったより柔らかいね。

でも本気の一撃を入れるよ?


私は最近気づいた事があった。

この剣には魔法をのせる事が出きたのだ。

そして魔法をのせた剣擊は桁違いに強力だった。


私は剣に**「光魔法」**をのせて、数回剣を振るった。

勝手に加速された剣擊は、凄まじい音とともにオーガ王を細切れに刻んだ。


ズババババババッ!!!


皆が茫然と私を見る中、気にせずに戦利品を回収した。



「やった~、魔石ゲット!」


「うわ~、綺麗~、これは宝玉?」


「後は、これは何かな? 魔王鉱石の塊?」



うわ~、お宝がいっぱいだ~!



「……ユイちゃん?」


「あ、ごめんなさい。戦利品はわけないといけませんよね?」


「いや、それはいいから」


「え? そうですか? じゃあ、もらっておきます」



二匹目のレアオーガを倒して、マニカとリア達は私の所に走ってきた。



「マニカ、リア、久しぶりね」


「ユイ~!!」



二人は私に抱きついてきた。



「ん?」



マニカは私をジッと見ている。



「どうしたの? マニカ?」


「違う! このユイは偽物だ!」


「「え!?」」


「えええ? 私は本物よ!?」


「ユイはこんなに大きくなかった!」



そう言って私の胸を指さした。



「マニカはバカね~、こんなの上げ底に決まっているでしょう?」



そう言ってリアは私の胸を鷲づかみしてきた。



「ちょっ! リアっ!」



今度はリアが茫然として、 「・・本物だった」と呟いた。



「このユイは偽物だ!」


「だから私は本物です!」 (成長期なんです!)


「あ~、じゃれているところ悪いが……オーガの軍が来たぞ?」



カインさんの声で振り返ると、地平線を埋め尽くすほどのオーガ軍が迫っていた。



「どうする?」


「陣形を保ったまま脱出できるか?」


「ああ、大丈夫です。でもゼイナスさんはもう少しこっちに来てください」


「どうするの?」


「今、私の足元に**『結界の魔道具(認識阻害)』**を発動させているので、オーガ達は私達に気づかず通り過ぎていきますよ」


「そんな強力な結界を張っているの?」


「はい」



しばらくじっとしていると、オーガの軍は私達を避けて、まるで川の流れのように過ぎ去って行く。


「なんて強力な結界だ……」


「本当に、全く私達に気づいていないね」


「これがあれば諜報活動がやりたい放題だね?」



そんな活用法は想定してなかったよ。


「リーニさん」


「どうしたの?」


「オーガ軍全体に範囲攻撃で止めをさしてください」


「え? いや、さすがにそれは無理よ? 私の魔力じゃ……」


「これを使ってください」



私は**「風属性強化の薬品(特製ドーピング薬)」**を渡した。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)に関するスタンスを変更するかもです。

まだ未定ですが、活動報告に予定を記載しておきます。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ