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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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87話 HPの爆増と緊急司令

私がオウディスの街に到着してから、3ヶ月が経った。

オーガの情報を確認したり、図書館に通って本を読んだり、ミナさんと観光したりしていた。

でも現在は、目的を見失ってしまったので、今後の方針を決めかねているの。


当初の目的は「私のHPを増やすためにオーガを討伐したい」だったのだけど……。

昨日、ついに私のHPが2000を超えてしまったのです。


先生に教えてもらった通り、日頃の**「修練」**の賜物でサクサク上がりました。

時間を空けて日に3回修練するといいって言われたから、朝・昼・晩と頑張りました。

おかげで、正直HP増加は急務では無くなったのです。


もうオーガはいらないかな? このまま旅に出ようかな?

でもビオラさんに報告だけでもした方がいいよね。


私はステータスを眺めながら今後の方針を考えた。


【ステータス】 名前: ユイ 年齢: 15歳 HP: 2800 (UP!) / MP: 6200


【魔法】

全属性 Lv7

極六属性魔法習得ボーナス Lv7


【スキル】

全生産系 Lv7

極エイムマジック Lv4

極トゥルースマジック Lv3

極フォールスマジック Lv2


【特性】

極危険感知 Lv5

極性欲 Lv7

  HP増加(大幅に上昇)

  毒・病気(菌・ウイルス)無効

  麻痺・呪い耐性

  避妊【入・[切]】

  痛覚無効【入・[切]】

  感度60%上昇【入・[切]】


よし。 一度ビオラさんに報告をしてから旅に出よう。

転移魔法で王都には直ぐに行けるからね

私は椿さんに、その旨を伝える為にギルドへ向かった。

だけどギルドに入ると、バタバタと職員が慌ただしくしていた。

どうしたのかな?

私が椿さんを探すより先に、椿さんから声をかけられた。



「ユイさん! お話したい事があるので、こちらに来てもらえませんか?」


「はい、いいですよ」



私達は足早にいつもの個室へ向かった。



「何かあったのですか?」


「オーガの軍が北の山脈に入って、1日程の所まで南下して来ていると情報が入ったのです」


「それは攻めて来るって事ですか?」


「そう考えています」


「ルーネとフォルの町からも、緊急の援軍要請が届きました」



え? どこそれ?

私の頭の上にクエスチョンマークが出ていたのか、私が聞く前に椿さんが説明をしてくれた。



「北の山脈に向かって西側にあるのがルーネの町、東側にあるのがフォルの町です」


「どちらも小さな町なので、町を守る城壁はオーガの軍を止めれるものではありません」



ああ、ナルイラの城壁と同じようなものかな?



「二つの町の距離はそんなに近いのですか?」


「いえ、馬車でも数日はかかります」


「じゃあ、その中間って事で直接オウディスに来るって事ですか?」


「いえ違います。オーガの軍が二手に分かれているそうです」


「規模はどれぐらいですか?」


「ルーネ側にオーガが約100匹と**『王』**と思われる個体。フォル側にオーガが約300匹との情報です」


「それってオーガだけの対応でも、単純に5000人以上の軍が必要ですよね?」


「はい。それに王に対してどれぐらいの規模が必要かもわかりません」


「それじゃあ、万単位の軍が必要って事ですか?」


「そうですね」


「大丈夫なの?」


「正直、両方に対応するのは無理です」


「現段階の計画では、ルーネ側には必要最低限の人数で頑張って防衛(時間稼ぎ)してもらい、主力をフォル側に送って殲滅を優先し、その後ルーネに向かう案が出ています」


「でも、ほぼ決定事項で間違いないと思います」


「既に騎士団と冒険者の混合軍が、第一陣としてフォルの町に向けて出発しています」


「冒険者ギルドも通常の依頼は停止し、この緊急依頼のみで冒険者の招集をかけていますが……正直、全然人がたりないです」


「また、まもなく領主様よりこの街の**『緊急事態宣言』**が発令されます」


「これにより、引退した冒険者も防衛等に加わる事になります」


「私の役割は? 椿さんは私に何かして欲しいのでしょう?」


「はい、申し訳ありません」


「ユイさんには王都に行ってこの状況を伝えてもらいたいのです」


「王都のギルド経由で王都軍に、フォルの町に向けて援軍を出して欲しいと頼みたいのです」


「転移魔法を使ってって事ね?」


「はい。既に緊急の連絡を走らせていますが、通常の方法では間に合わないと思います」


「無理を言っているのはわかっていますが、お願い出来ないでしょうか?」


「うん、いいですよ」


「ありがとうございます!」


「では、こちらの書類を冒険者ギルドに届けて頂けますか」


「わかりました。じゃあ、今から直ぐに行ってきます」


「お願いします!」



私は書類を受け取り、ギルドを飛び出した。 ふう、急いで王都に向かわないと。ビオラさん居るかな?

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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