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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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69話 錬金術の闇

「えっと、ユイさんは15歳でしたよね?」


「はい、そうです」


「じゃあ、もう成人だから大丈夫かな?」


「え? 何の事ですか?」


「錬金術の『闇』の部分についてです」


「え?」


「ちょっと、気を悪くするかもだけど聞きたいですか?」



え? なにそれ? 違法行為とかの話?



「えっと、大丈夫なのでお願いします」


「わかりました。それでは順に追って話して行きますね」


「はい」


「まず戦闘職、生産職ともにレベル3になると安定した仕事が出来る基準とされています。

ただし、錬金術に関しては、ほとんどの人が生涯最高レベルが2とされ、レベル3になると一流の錬金術士と言われます」


「その理由として、どのスキルにしても何度何度も経験を積んで反復の修行をしないと、レベルが上がらない事と関係しています」


「だけど錬金術はレベル2になると、その反復練習が出来なくなるのです。それはレベルを上げる為に作る物の素材が桁違いに高額になるからです」


「1つの物を作るのにかかる素材の値段が、一般家庭のひと月分の給料と変わらないほどかかります。 それを何十、何百回と作って修行しないといけません」


「ただご存じの通り、レベルを上げる為の物作りはかなりの確率で失敗します。なのでほとんどの錬金術士はスキルを使ってレベル上げの修行は月に一回程度です。それを生涯かけてレベル3にできたとしても黒字に出来るかは微妙なとろこです」



はあ、それは大変だ。 スキルの本質(理解とイメージ)をわかっていたら、そこまで苦労しなくてもいいのにね。



「だから老人になる前にレベル3に到達するには、自分で素材を集める事が出来る力が必要最低条件なの。その為、錬金術士の大半が男ばかりになってしまいます」


「そして、話はここからなのだけど、当然錬金術のスキルを持った女性もいます。だけどさっき言った通り、女性にはレベル2を超えることは現実的に難しい」


「だから、どうしても高みを望む人たちは、素材の提供を受ける代わりに身体を売るんです」


「え? あ、うん。言ってる意味はわかりました」


「それについて、ある習慣があって慣例化されている事があるの」


「若い女性の錬金術士が自分の店を持っていて、身体を売っているなら、店が開くのはお昼からなの」


「午前中は一時開店と同時に素材の持ち込みの人のみを入店させて、全部の素材のランクをつけます」


「そして一番ランクの高かった人から順番に相手をするらしいです」


「もちろん素材のランクによって出来る範囲があるみたいだけど、そこまではわかりません」


あ~……うん。 確かに**「錬金術の闇」**だ、これ。



「これは冒険者なら全員知っているんですか?」


「そうですね。昔から暗黙の了解になっているから、ほぼ知っていると思います」


「それと、ユイさんがその店に行った時に、店から出て来た人は若い男の冒険者ばかりじゃ無かったですか?」


「あ~、確かに言われてみれば……」 (「ここの子は最高」とか言ってたわ……)


「店が閉まったのは店員の一時的な休憩の為かと」


「でも商品も売らないといけませんから、午後からは開いていると思いますよ? 買い取った素材を使って錬金術の修行は閉店後の夜にする事が多いみたいなので」


「中々ハードですね」


「はい、途中で心を壊す方もいますので・・・」


「うわ、、、、、」


私はその後、何とか話題を変えて気分を変える努力をしてみた。

そして、なんとか楽しい話で盛り上がってから、椿さんのお家からお暇させてもらった。

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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