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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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67話 ステータス異常再び!

椿さんから、お勧めの宿を紹介してもらいました。

宿の料理は美味しくて、セキュリティーもしっかりして、広くて綺麗だからちょっと高かったけどね。



「はあ~、疲れた」


「そうだ、転移をした時に(レベルが)上がった気がしたから確認をしておこう」



私はベットに横になりながらステータスを表示した。


ん? 私は簡易表示をOFFにして、目をパチパチさせて再びステータスを眺めた。



【ステータス】

名前:ユイ

年齢:15歳

種族:極人族

職業:魔法使い

HP:450

MP:6200


【魔法】

極地属性 Lv7:地属性の魔法使用時:MP消費80%軽減 威力80%上昇

極水属性 Lv7:水属性の魔法使用時:MP消費80%軽減 威力80%上昇

極火属性 Lv7:火属性の魔法使用時:MP消費80%軽減 威力80%上昇

極風属性 Lv7:風属性の魔法使用時:MP消費80%軽減 威力80%上昇

極光属性 Lv7:光属性の魔法使用時:MP消費80%軽減 効果80%上昇

極闇属性 Lv7:闇属性の魔法使用時:MP消費80%軽減 効果80%上昇


[極六属性魔法習得ボーナス] 

Lv7:魔法関連基礎値大幅に上昇 

MP自動回復(回復量:1分ごとにMP最大値の30%)

HP自動回復(回復量:1分ごとにMP最大値の30%)

魔法使用時:威力または効果120%上昇 


【スキル】

極染色 Lv7 指定した物に染色する ※インターバル及びMPの消費無し

極錬金術Lv7 素材を使用しイメージしたものを作る ※インターバル及びMPの消費無し

極裁縫 Lv7 素材を使用しイメージしたものを作る ※インターバル及びMPの消費無し

極鍛冶 Lv7 素材を使用しイメージしたものを作る ※インターバル及びMPの消費無し


極エイムマジック Lv4:スキル発動後、1回だけ最初に使用する攻撃魔法が必中になる。

          射撃速度70%上昇 ※ 効果範囲:極危険感知Lvに依存。  インターバル10分


極トゥルースマジック Lv3  

ロックオンした物や人の情報を見る事が出来る。 

※ 情報の詳細はLvによる。   

インターバル及びMPの消費無し


極フォールスマジック Lv2  

武器、装備、アイテム、ステータスの中から1っを指定し

見た目、または情報を偽装する。

※ 効果は指定して解除するまでは永続する。



【アイテム袋】

極ウエストポーチ型 Lv5


【特性スキル】

極危険感知 Lv5 

半径100m以内の危険な兆候を感じとる


極性欲 Lv4  

HP増加(中)        

毒・病気(菌・ウイルス)無効       

呪い耐性                                                     

感度30%上昇【入・[切]】

避妊【入・[切]】



うん、やっぱり上がってた。

理由はわからないけど、Lv6以降はレベルが上がると全ての魔法とスキルが連動して上がってるね。

アイテム袋や特性は対象外みたいだけど。


でも最近はLv上げの修練を継続してやっているよ。

**「時間を空けて日に3回を修練するといい」**って教えてもらったからね。

朝起きた時と、寝る前と、昼頃の時間のある時の3回を、出来るだけ頑張ってやってます。

なので別にスキル上昇は異常じゃないよ?うん。


でも明日からの予定はどうしようかな?

北の山脈はちょっと保留だね。

まあ、また明日考えよう。


「おやすみ~」





今日はオーガに関する事は一旦横に置いといて、せっかくなのでオウディスの街を観光する事にした。 王都ほどでは無いにしろ、十分巨大な街だしね、珍しい物が置いてあるかもだし。


ただし、服装は大いに悩んだ。

本当は可愛いくて綺麗な色の服を着てお出かけしたかったんだけど、間違いなく目立っちゃうよね?

それで観光どころでは無くなったら嫌なので、今回は我慢して極力目立たない服装でお出かけする事にした。


黒色の下着に、黒色のストッキング。 黒色でニット地の膝丈ワンピースに、黒色のロングブーツ。 最後に黒色のニット帽をかぶった。


・・・・うん、真っ黒。

これは逆に目立っちゃう?

なんか**「凄腕の女暗殺者」**みたいになっちゃったね。

このままギルドに入ったら「姐さん」って呼ばれそう。


仕方ないのでワンピースだけベージュ色に変えてみた。

うん、これならOKかな? 最低限の可愛さは捨てずに目立たず地味な格好! のハズ!

よし、これで行こう。


いつも通り、服屋、雑貨屋、食べ物屋を見てまわった。

やっぱり少し見られている気がするけど気にしない! 気にせず観光、観光だよ。


何軒かまわってみたけど、やっぱり人が多いよね。

それだけで疲れちゃうよ。 私は主要な繁華街から外れて、少しでも人の少ない通りに向かった。

うん、これぐらいなら丁度いいかな? ここの通りは人が少ないとはいえ多数の店が並んでいた。

この辺りの店でも十分楽しんで見てまわる事ができた。


……ん? これは・・。


私は**『危険感知』スキルを立ち上げて、精度を変更して確認をした。

ん~、珍しいね。

街の中で一定以上の「敵意」**を向けられるのは。



私は足早に人気のない通りを進み、追って来るか確認をした。

うん、やっぱりついて来てるね。5、6人かな?


今度は気づいていないフリをして、ゆっくりと人気のない通りを歩いた。

すると案の定、バカどもは前後から私を挟みうちする様に近づいて来た。

そして一人の男が私の前に立って話しかけてきた。



「よう、お嬢ちゃん。 こんな所を一人で出歩いたら危ないぞ?」



その言葉に周りの男達はゲラゲラと下品な笑いをしていた。



「お構いなく」



私はそう言って男の横を通り過ぎようとしたら、私の肩をガシッと捕まえてきた。



「おい、待てよ」


「やめて下さい!」



私は男の手を払いのけた。



「やめる? 何を? くっくく」


「お前はこれから俺達と一緒に行くんだよ」


「久しぶりの獲物だ。こいつは高く売れるぜ?」


「おいおい、その前に遊ばせてくれよ?」


「当たり前だろ? いつも通り全員で遊んだ後に売れば良い」



卑下た笑みを浮かべた男達は私のまわりを取り囲んだ。 人身売買組織の下っ端かな?

もう、いいかな? 正当防衛だよね?

直撃しないように調整した魔法を周囲に放った。



「アースランス!」



ドゴォォン!!


私の周囲を剣山の様に張り出した石の剣は、男達を軽くかすめて……戦闘不能に追いやった。



「ぎゃああああ!」


「ちょっとかすめただけなのに、その程度の傷で立ち上がれないの? 弱っ!!」



私の言葉通り、10人近くの男達は全員床に這いつくばっていた。



「・・・ぐ、な、なんだこいつ……」


「ありえ、ねえ・・」


「・・詠唱なんてしてなかったぞ……」


「ば、化け物だ。こんな凶悪な魔法見た事ねえ……」



誰が化け物よ! 可愛い乙女に向かって失礼な!!



「言いたい事はそれだけ? もういい? じゃあ、喋れないようにしてあげる」



男達は私の言葉を聞き、逃げ出そうとしたけど、もう遅い。



「パァラレシス(麻痺)!」



ビリリリッ! 男達は驚愕の顔を浮かべたまま、ピクリとも動かなくなった。



「命を取らなかっただけでも感謝してね? しばらくそのまま反省すればいいよ」



私は男達をその場に放置して立ち去った。 (衛兵さんに見つかるまでそこで転がっててね)



バカ共を誘い込む為にあえて人通りの少ない所まで来たから、この辺りにはお店が無かった。 お店がある通りまで戻らないと。 ・・・しかし、ちょっと方向がわからなくなった。 まあ、人の気配がする方に行けばいいよね?


しばらく適当に歩いて、それなりに人と店がある通りまで戻って来れた。 ただ何か見られている気がする。

私はさりげなく周りを確認した。


うん、気のせいじゃ無く見られてた。 場違いな所に私がいるからだろうね。

私が今、立っている所は……**「公娼通り」**だった。

何このデジャブ!!


そんな事を思っていると、ふと見知った顔を見つけた。

ん? あれは? でもこんな所にはいないよね?

さすがに他人の空似だろうと思ったけど、チョット気になったから後をつけてみた。


しばらく歩くと、彼は大きな店の近くに立っていた娼婦に声をかけていた。

そして娼婦の腰に手をまわして娼館へ入って行った。

私は気づかないふりをしながら、横を通り過ぎる時にチラっと顔を見た。


うん、他人の空似では無かった。


うわ~、浮気現場を目撃? それとも娼婦は浮気にならないの?

あ、でも付き合っていたわけじゃ無いし問題無いのかな?

ん~、まあ、どちらにしても……見なかったことにしよう。


そして私は逃げる様にその場を後にした。


読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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