195話 メイシスの街へ、そして観光
「じゃあ、ちょっと行ってくるね」
「「いってらっしゃ~い」」
「気をつけてね~」
「うん、ありがとう」
私は生地の新作発表会に参加する為にメイシスの街に向かって出発した。
王都からクシオスに転移魔法で飛んでから馬を借りた。
久しぶりの1人旅だけど、焦らずにゆっくりと向かった。
まあでも大した距離じゃなかったから翌日の夕方頃にはメイシスの街に着いた。
取りあえず、ブルーナに教えてもらっていた宿屋に行って部屋を借りた。
発表会は明後日だから、明日は街の観光だね。
この街も染色した服を着ている人が思ったより多かったし、服屋さんとか見てみたいしね。
翌日
私は白色の半袖ブラウスに黒色のベストを着て、赤色のミニスカートに黒色のニーハイソックスをはいた。
ミニスカートだけどいつもよりは長めの物。
股下6cmぐらいはあるかな?
だから絶対にチラッとはしないよ?
フラグじゃないよ?
さて、完全武装したし観光に出掛けよう。
見て、食べて、見て、食べての観光を結構楽しめた。
ここの店を最後にしようかな?
大きな建物だね~
とても広いフロアで服やカバン、雑貨等が大量に置いてあった。
「うわ~ 綺麗~」
他ではあまり見る事のない刺繍がされた衣類があった。
服やスカートのデザインは、いまいちだけど刺繍はとても気になった。
今まで簡単な刺繍は見た事あったけど、ここまで手の込んだ刺繍は初めて見たよ。
「私も刺繍をやってみたいな~ どこかで教えてくれる所はないのかな?」
裁縫は得意だけど刺繍は習った事がないからよくわからない。
どうしても気になったので数点買ってから店員さんに聞いてみた。
「すみません」
「はい、どうされましたか?」
「この刺繍は他にもっとないのですか? とても綺麗で気に入ったんですが」
「ああ、綺麗でしょう? これはカザゲルの町の服屋から仕入れているんですよ」
「うちの仕入れ担当も気に入って取り寄せているんですが、
場所が辺境の田舎で道中も魔物や盗賊が出る危険があるから、なかなか入って来ないんです」
「そうなんだ」
「だから今のところは店内で出ている商品だけなんです」
「わかりました。 ありがとうございます」
意外とすんなり街の名前を教えてくれたから、今度時間のある時にでも見に行こうかな。
次に鞄コーナーを見ていると、とても可愛い小ぶりのリュックを見つけた。
「うわ~可愛い」
アイテム袋があるから必要無いんだけど、とても気に入ったから買う事にしたんだ。
色は後で自分でつければいいだけだしね。
お金を支払って、直ぐに使いたいから商品タグは外してもらった。
「ありがとう」
私は早速リックを背負って他のフロアへ移った。
「お嬢さん~ 待って~」
「お嬢さん!」
「あ~ 行ってしまったか」
「どうした?」
「今リュックを買ってくれた女の子が早速背負って行ったんですが、スカートの後ろをリュックで引っ掻けて巻き込んでしまっていたからパンツがまる見えになってたんです」
「まあ、直ぐに気付くだろ」
「そうですね」
商品を購入し終えた私は店の出口に向かった。
何かまわりから見られてる気がする。
気のせいなのはわかっているんだけどね。
しかし宿屋の部屋に戻った所で、スカートが捲れ上がっていた事に気づいた私は顔面蒼白になった。
そしてそのまま朝まで宿に引き籠った。
いつも読んでいただきありがとうございます。
私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。
また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。
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