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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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193話 常識外れの重ね掛け

今日はマニカ達について行く事にした。

目的は進捗状況の確認と、私が自分にかける魔法の身体強化の確認をしてもらう為。



「サラ、シフ~、いつもありがとうね」


「ううん、楽しいから大丈夫」



私はディネとノンも召喚した。



「お、魔力は掴んだんだね。今はコントロールの練習ね」



ディネとノンは一目見ただけで、二人の進捗状況がわかったみたいね。

さすが魔法に特化した精霊だね。



「今日は私の身体強化を見て欲しいの」


「ああ、前に言ってたやつね? 発想はいいけど、現実的には莫大な魔力とコントロール技術がいるよね」


「身体強化魔法をかけた後に属性を付与したいって言ってたやつね?」


「そうそう、見ててくれる?」


「うん、いいよ」



私は光魔法を使って身体強化をかけた。

これで、私のステータスは全体的に底上げされている状態。

私はゆっくりと集中し現状を維持しながら、土属性の全身強化の魔法で上書きした。



「うん、やっぱりユイは凄いね~」


「違う反応をするモノをよく1つにまとめれているね」


「そうだよね、普通は同種の魔法を上書きすると、最初にかけた魔法は消えるハズなのに、ステータスを上げた状態を維持しながら、それを基礎として次の魔法がかかっているよ」


「だから効果は桁違いだね」


「これは、マニカとリアに教えている完成形みたいなものね」


精霊達のその言葉を聞いてマニカは気落ちして呟いた。



「やっぱり凄いねユイは、私達が必死に練習しているヤツをあっさり出来ちゃうなんて」


「あ、ごめん、ごめん。完成形とは言ったけど、リア達が練習しているモノとユイのやったモノは別物だからね?」


「そうなの?」


「うん、**『闘気』で基礎を上げて魔法で更に飛躍させるのがリア達」


「ユイは『魔法』で基礎を上げて、更に『魔法』**で飛躍させているの」


「後者は難易度が高くて難しい、精霊も含めて普通は出来ない」


「出来ない?」


「異なる言語を一人で同時に発声する様なものよ?」


「でもリーニも風に火を混ぜて使っていたよね」


「それは恐らく同種の命令を一つの方向にまとめた魔法だよ。こんな感じかな?」



ディネが温風を作って見せてみた。



「うん、こんな感じ。でも、さっき同じものは上書きされるって・・」


「結果(効果)が同じ魔法って意味だよ」


「うん、わかりません(マニカ)」


「わからないわね(リア)」



あっ、マニカとリアは考える事を放棄したね、これは。



「まあ、ユイの魔法技術がそれだけ凄いって事はわかったわ」


「でもリア達は一度使える様になれば、魔法だからいつでも使えるし頑張ろうね」


「ええ、もちろん」


「うん、頑張るよ~」


「ユイは属性付与に使う魔力の濃度と割合が悪いから調整しようか」


「そうなの?」


「うん、最適な割合を覚えてもらうよ」


「わかった~、よろしくね」



それから私はマニカ達と共に魔法の修行に励んだ。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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