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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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191/219

191話 再会の涙と、爆弾発言

「デメテル!!」



ライラは駆け寄って、デメテルを抱きしめた。



「ライラ、ありがとう。あなたのお陰で私はユイ様に救って頂くことが出来たよ」


「デメテル・・」


「そ、その身体、、」


「大丈夫だよライラ。私はまだ売られる前だったから何もされて無いし、オークションではユイ様に買って頂いたの」


「そっか、まだどこかに仕える前だったんだ」



ライラは私の所へ戻ってきて頭を下げた。



「ユイ様、私なんかの願いを叶えて頂きありがとうございます。この御恩は一生わすれません」


「もう、いいよ。 私もこんな美少女が仕えてくれて嬉しいし」


ゾクッ


ん? 何だろ、何か一瞬寒気がした・・



「はい! 精一杯、仕えさせていただきます」


「うん。よろしくね」


「デメテルは、何か希望とか聞きたい事はある?」


「はい、えっと。今度、街へ出かける時に同行させていただく事は出来るでしょうか?」


「え? うん、大丈夫だよ?」



王都で外出をした事が無いだろうし、観光でもしたいのかな?



「そ、その【また】手を繋いでいただきたいです」


ぐっ! この子のおねだりは反則的だよ。



「もちろん、それぐらっ・・・・」



ゾクッ!!


再び寒気がした。背後から強烈な寒気がしたんだけど?

振り返ると、ブルーナが感情の無い笑顔で立っていた。



「・・【また】?」


「違っ、いや違わないけど、何か誤解を感じるよ?」



え? 何? 何か私が浮気してるみたいな雰囲気じゃない?



「さ、さあ、せっかくケーキを買って来たんだから皆で食べよう?」


「そうだね」


「うん」



メイド隊が紅茶を入れてまわり、全員が席に着いた。



「え? 私も座るのですか?」


「そうだよ、一緒に食べよう」


「え、でも・・」


「デメテル~、こっちへおいで」



ライラが声をかけて無理やり座らせていた。

最初は緊張していたメイド隊の皆も、時間と共に笑顔で一緒に食べていた。


うん、やっぱり一緒に食べた方が楽しいよね。



「そうだ、ブルーナ? 明日はロスさんの商会の倉庫へ行くって言ってたよね?」


「うん、ちょっと調整が必要な事案が入ったから行ってくるよ」


「じゃあ、私も行くよ。 今月の納入はまだしてなかったから」


「うん、一緒に行こう」



笑顔で嬉しそうなブルーナだった。



「そうだ、デメテルも行く?」



その瞬間、ブルーナの笑顔が凍り付いた。



『ユイ・・』


『上げて落とす。さすがユイだわ』


『ユイは何も考えてないだけだよ』


『今のはブルーナが可哀そうだね』


『ブルーナ大丈夫かな?』


『うん、でも知らないふりをしておこう?』


『そうだね・・・』




「いいのですか?」


「うん、3人で行こう」


「ありがとうございます」


「ブルーナもいいでしょ?」


「・・・いいよ」



翌日、予定通り3人でお出かけする事になった。



「デメテルは、その格好で行くの?」


デメテルは我が家のユニホームのメイド服を着ている。

昨日、デメテルの採寸をして作ってあげたからサイズはピッタリだし恐ろしい程に似合っているよ。

美少女は何を着ても似合うよね。


私とブルーナはお揃いの服で色違い。当然、ミニスカート。



「デメテルも、私服でいいよ?」


「はい。でもユイ様に頂いた、この綺麗な色の服がいいのです」


「あれ? この前、私服は買わなかったの?」


「いえ、買わせて頂ましたが、色のついていない物を買いましたので」



あ、そっか~。私が染色した生地をつかった服は、一回り以上高いから選ばなかったのね。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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