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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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186話 メイド隊の到着と、常識の崩壊

「失礼します」


「いっらしゃ~い。 待ってたよ」



家で働くメイド隊が到着した。



「「 よろしくお願いします 」」


「あ、この家は玄関で靴を脱いでね?」



皆をリビングに通して簡単な説明をした。



「今日は色々とやる事があるだろうから、仕事は明日からだからね」



その後、私が案内をしてまわって、最後に、この日の為に増築した別棟へ。



「こっちの通路から皆の個室に繋がる別棟へ行けるからね」


「個室?」


「え?」


「個室が頂けるのですか?」



メイド隊の皆がビックリして私を見ている。



「ん? そうだよ? ちゃんと用意しているからね」



そして一番手前の部屋を開けた。



「これと同じ部屋が左右に3部屋あるから、好きなところで1人1部屋使ってね」


「・・こんな立派なお部屋を頂けるなんて」


「ベットがあるよ・・」


「机と鏡台まで・・・」


「ほ、本当に?」


「もう、何を言ってるのよ。 当り前でしょう?」


「あ、そうだ、各部屋にシャワー室は付いているけど、トイレは廊下の奥にある共同用のを使ってね」


「シャワー!?」


「これは、奴隷の待遇ではないです」


「本当にいいのでしょうか?」



メイド隊の皆は何か、また固まってしまった。



「もう、この家で働くのだから**『奴隷の精神』は禁止!**」


「え、でも・・」


「禁止!」


「「 はい! 」」



そして自由に部屋割りをしてもらってから荷物を置いて、皆が待つリビングへ戻った。



「・・・と言う感じで案内してきたよ」


「さすがユイ」


「うん、戸惑っているメイド達の様子が目に浮かぶわ」


「はあ・・」


「ユイ・・」


「え? 何よ~、何か皆、反応が酷い」


「新しい環境でいきなり180°考えを変えるは大変だよ?」


「まあ、徐々に慣れてもらうしかないね。ユイに」


「そうだね」


「うん」



皆、酷っ。 ・・・まあ、いいや。



「後、食事は皆一緒に食べれば良いと思うんだけど?」


「「「 えっ!? 」」」



ほぼ、全員が私を見た? 何で?



「ユイ? それは無理だよ?」


「そ、それは私達も含まれるのですか?」


「そ、それはさすがに・・・」


「ユイの今日一番の無茶ぶりだ~」


「え? だって、その方が楽しいじゃない? それに奴隷の精神禁止って言ったでしょう~。皆は一緒に食べるのは嫌なの?」


「ユイ? 私達は、この子達と一緒に食べるのが嫌なわけじゃないよ? ただ彼女達は食事の準備、配給、片付け等で結構大変なのよ。だから時間を調整しながら各々食事をした方が効率的なのよ」


「むう、そうなんだ。 じゃあ仕方ないね」


「ユイ様、私達の事を想って色々を手を差し伸べて頂き感謝いたします」


「あ、うん。ごめんね、よくわかっていなかったのは私の方だから」


「じゃあ、今度おやつに何か買って来た時は一緒に食べようね?」



メイド達は再び絶句して、助けを求めてリア達を見た。



「まあ、それぐらいならいいんじゃない?」


「うん、そうだね」


「うん」


「やったー! じゃあ今度、美味しそうなおやつを買って来るね」


「・・・は、はい。 ありがとうございます」



リア達からの援護射撃を諦めたヘーラは、引きつった笑顔で返事をした。

その後、話せる範囲で生立ちや近況を話してもらった。



「じゃあ、最後に私からプレゼントがあります」



私はアイテム袋から大きな紙袋を5つ取り出して、ヘーラ達5人に配った。


「はい、どうぞ」


「ありがとうございます。これは服ですか?」


「正解! これは従業員服! いや制服! メイド服だよ」


「わかりました。 ありがとうございます」


「それぞれ、5セットずつ入っているからね」


「開けてみてもよろしいでしょうか?」


「うん、どうぞ」


「うわ~、綺麗な色です」


「本当、綺麗~」


「デザインも可愛いです」


「凄~い、可愛い」


「私、こんな可愛い服は着た事がないです」


「あ、でも・・・」


「どうしたの?」


「あ、いえ。 **スカートが短いな~**と思いまして」


「そう? でもその方が可愛いでしょう?」


「え、あ、はい」


「ヘーラ?」


「はい」


「ユイは可愛いもの重視だから」


「そうだよ、私達もユイに作ってもらった服は全部そんな感じだから」


「可愛い事以外は何も考えていないから」


「他意は無いから着てあげてね?」


「わかっています。大丈夫です」



その後、私が事前に作っていた夕食を食べて、片付けも終わっから皆でくつろいだ。

いつも読んでいただきありがとうございます。


今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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