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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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176話 脳筋精霊VS無敗の神童

「寸止めでいいのかな?」


「本気で当てていいよ?」


「え? でも流石にそれは・・」



私はマニカが本気で戦える様に妖精の事を伝えた。



「マニカ~ 妖精達はもし消滅しても復活出来るから大丈夫だよ~」


「そうなんだ、わかった。 それじゃあ、本気でヤルよ」


「よーし。そろそろサイズを合わせるわね」



サラはそう言ってマニカと同じぐらいの身長になった。



「サラ、そんな事が出来たんだ?」


「うん、でも流石に魔力を大量に使うし、制限時間もあるの」


「そっか」


そして二人の戦いが始まった。

その戦いはとんでもなかった。武の極みに達した者同士の戦闘だね、これは。


でも、次第にマニカが押され始めた。

サラの拳がマニカの拳を弾き飛ばし、更にノーモーションで踏み込んだサラの一撃がマニカを襲った。 マニカは何とかガードしたものの、大きく吹き飛ばされて起き上がってこれなかった。



「それまで! 勝者、サラ!」



私は急いでマニカに回復魔法をかけた。



「ありがと」


「大丈夫?」


「うん」



いつもの元気がないね? そういえば無敗って聞いてたから初めての敗北だったのかな?

そこに、既に元のサイズに戻っていたサラが飛んできた。



「あなた本当に強かったわ。ユイが自慢するわけよね」


「でも魔法を使わない精霊に負けるとは思わなかったよ」


「基礎ステータスが違うんだから、人族が精霊族に勝てるわけないじゃない?」


「それに正確に言うと魔法を使っているわよ?」


「え?」


「ユイもそうだけど人族は光属性の魔法を使って身体強化をするよね? でも、身体強化は他の属性でも使えるんだよ? 私みたいに」


「光属性が全ステータスを均等に底上げするのに対して、火属性は爆発的な攻撃力のステータスを底上げするのに特化しているの」


「私は火属性の上位精霊だよ? その力についてこれただけでもマニカは十分に凄いんだよ?」


「そっかー、でも悔しいよ。」


「ふふん。それじゃ、次を始めようか?」


「次?」


「リアがいるじゃない」


「いいわよ。やりましょう」



あれ? 何かリアもヤル気満々ね。



「マニカの仇は私がとってあげるわ」


「あ、でもリアの相手は私じゃ無いよ? シフ~、遊んでおいで~」


「私でいいのですか? 私はサラみたいに接近戦だけって無理ですよ?」


「うん、だから条件は遠距離攻撃及び範囲魔法の禁止」


「使うのは身体強化と近接魔法のみでいいよね?」


「それならいいですよ」


「リアもそれでいい?」


「ええ、いいわよ」



シフとリアは広場に移動し試合が始まった。

そして、これもまた凄い試合だった。


接近戦は苦手みたいな事を言ってたけど、魔法を伴った攻撃や踏み込みなんて、サラより速いんじゃないの?って感じた。


そして、やっぱりシフが押し始めた。

剣速や踏み込みがシフの方が速い上に、威力もシフが勝っていた。

最後は、風の剣を纏わせたシフの手刀がリアの喉元で止まった所で試合は終わった。



「ふう、私もまだまだって事ね」


「そんな事ないよ?」


「そうだよ、マニカもリアも凄く格好よかったよ」


「うん、見てて気持ちが熱くなった」


「上位精霊相手に凄い事だよ?」


「うん、ありがとう」


「私も、もっと頑張って修行しないとね」



そこに再びサラがよって来て二人に声をかけていた。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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