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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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175話 精霊の格と、最強の友人たち

「ちょっと待ってね、他の精霊達も呼んでもらうから」



私はメティナ達に召喚を促そうとしたんだけど、シフがメティナ達を見て何か気づいたようだった。



「あら? そう言えば、そこのエルフは最近ヘスティアの所にいた子供達ね」


「じゃあ、エフェイルとリリナとノーム達を呼ぶ気だね」


「あれ? 知ってるの?」


「ええ、知ってますよ」


「そのエルフの子供達は、将来エルフ族を束ねる長になる逸材だって騒いでいたからね」



メティナ達は妖精達を見ながら背筋を伸ばして改まった。



「私達はそんな器じゃないですよ」


「そうですよ、私達はまだまだヒヨッ子ですから」


「そうね~ 今はね」


「でも族長達が騒いでいたのも本当だよ~」


「メティナとテミスだっけ?」


「はい、そうです。上位精霊筆頭の皆様」



ん?



「それはまわりが勝手に言ってるだけですよ。精霊王に届きうる精霊は他にまだいますよ?」


「多分だけどね~」


「そうそう私達が知らないだけだよ?」


「まあ、見た事ないけどね」


「クスクス」


「メティナ達は私のかわいい妖精達を知っているの?」


「そうですね、お会いした事は無かったですが、見た瞬間に精霊の格がわかりました。上位精霊の中でも最高位の力を持つ精霊様達です。次期精霊王の最有力候補と呼ばれている方々です」


「え? サラ達って偉い精霊だったの?」


「人族みたいに階級なんてないよ、精霊は皆、自由だから」


「クスクス、精霊王? そんなモノには興味ないよ~」


「まあ、私もどうでもいいかな? それじゃあ、メティナ達も妖精達を召喚してあげて?」


「わかった。それでは私達も召喚するね」



メティナとテミスも召喚魔法を使って中位妖精を呼んだ。



「わあ~ 今から戦争でも始まるのかな?」


「うん、過剰戦力過ぎるけどね」


「ちょっと、エフェイル、リリナ? 物騒な事を言わないで」


「そうだよ、ただお友達の紹介をしたいだけなんだから」


「ふふふ、わかってるよ~」



「最後は私ね」



ブルーナも召喚魔法を使ってノームを呼び出した。



「あら、あら、今日はまた凄いメンツね?」


「世界を滅ぼすの?」


「もう、あなたまで怖いことを言わないで」


「クスクス。 でも今ここに、それだけの力が満ちてるって事だよ?」


「もう」



よし、妖精達はそろったね。



「それでは、皆を紹介するね」


「ちょっと待って?」


「ん? どうしたのディネ」


「ブルーナは召喚の維持が大変でしょう? 少し手助けをしてあげるよ」



ディネはそう言って、少し力を溜めて周囲に解き放った。



「周囲の自然の力の強化と、ブルーナのノームに私の力を少し分けたの。これで30分ぐらいは維持出来るんじゃない?」


「おお~、凄いね、そんな事が出来るんだ」


「む~、そんなの私も出来るよ~」


「よ~し、私はもっと広範囲に力を流すよ~」


「負けないよ~、私は数時間維持出来る力を渡してあげるよ」


「それでは、私はソレに上書きして強化しようかしら」


「待って、待って、皆が凄い事はよくわかってるから、張り合わないで?」



私は妖精達をギュと抱きしめた。



「そう?」


「ま、まあユイがそう言うなら?」


「わ、私は最初から冗談ですよ?」



私はそのまま、ご機嫌な妖精達を紹介した。



「「・・・・・」」


「ん? どうしたの?」



メティナとテミス、マニカとリアが微妙な顔で私を見ているんだけど?



「ユイ? 名前、もうチョット色々考えた方がよかったんじゃないの?」


「びっくりしました」


「そのままだよね?」


「ほらね? やっぱり、そう思っちゃうよ?」


「え? 」


何か皆、酷いんですけど?



「え~ でもほら妖精達は喜んで飛び回っているよ?」


「「・・・・・」」




まあ、そんな感じでチョットしたトラブル?は、あったけど全員を紹介し終わった。

そこで、サラが突然思い出したかのような表情をした。



「そうだ~」


「サラ? どうしたの?」


「手合わせしてあげるよ~」


「ああ、前に言っていた接近戦でって事?」


「うん」



私はマニカ達に向き直ってサラの思いを伝えてあげた。



「サラがマニカとリアに魔法無しで戦いたいんだって」


「え? 精霊が魔法無し?」


「うん、サラが接近戦が得意?なんだって」


「さあ、さあ、やろうよ~」


「人族の中でも最高の力を持つ者だってユイが言っていたし」



その言葉を聞いてマニカは少し嬉しそうに笑った。



「うん、いいよ」



マニカは乗り気だね。二人は楽し気に少し離れた場所まで移動して対峙した。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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