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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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173話 栄典への招待状

「後、お願いがあるのだけど」


「何ですか?」


「今回は**『栄典』**に参加して欲しいの」


「栄典?」


「国に貢献した人を表彰する為の、めでたい式典の事よ?」


「えっ?」


「ど、どこで?」


「王城の会場」


「私は作法とか色々駄目なので・・」


「私がちゃんとサポートするから大丈夫よ?」



私は助けを求めてリーニさんや、マニカ達を見たけど、サッと視線を逸らされた。


酷っ!



「あ、そうそう。ユイちゃん一人じゃないよ?」


「討伐に参加したリーニ達全員とブルーナちゃんも一緒だから」


「「「 えっ!? 」」」


「ビオラさん? 俺達もですか?」


「ええ、参加してね?」


「ビオラ? 私達はサポートにまわっただげだから・・」


「今回はあきらめて? これ程の出来事は今後は無いだろうし、ユイちゃんの今後のステップアップを考えると丁度いいのよ」


「それと、私の顔をたてると思って、ね? お願い」


「はあ、そんな事を言われると断れないじゃない。仕方ないわね・・・」


「マニカちゃんとリアちゃんもね?」


「・・・はい」


「これで安心でしょ?」


「・・・わかりました」


「日程はいつごろになるのですか?」


「5日後の朝に、ここに集合でいいかしら? ここから揃って馬車で行きましょう」


「わかりました」


「後、服装はどうしたらいいですか?」


「こちらで全員分を用意するから、この後、採寸させてね?」


「はい・・」



誰もビオラさんから逃れる事は出来ずに全員が採寸してから帰る事になった。



「それじゃあ、私達の家に帰ろうか」


「うん」


「あ、そうだったわ。ユイちゃん? 家と外壁が突然変わったって大騒ぎになってたみたいだけど、何をしたの?」


「えっ? 大騒ぎ?」


「ユイは建築スキルを習得して、家を建て替えたのです」


「武器や防具を作るように一瞬で・・・」


「え? 家までスキルで作れるの?」


「はい、でも武器みたいに一瞬でってわけにはいかなかったですよ? 30分ぐらいかかったかな?」


「でもそれは家を作れる時間じゃないわね」


「確かにそれじゃ、まわりの住人はビックリしたでしょうね」


「わかったわ。 何かあったら私が適当に誤魔化しておくわね」


「ビオラさん、ごめんなさい」


「いいのよ、でも今度お邪魔させてもらうわね?」


「はい、いつでも来て下さい」




そして今度こそギルドを後にして、皆で我が家に向かった。



「ここが私達の家だよ~」


「うわっ、凄っ!」


「え? こんなに大きな家なの?」


「本当に私達も一緒に住んでいいの?」


「ユイ~、ありがと~」


「さあさあ入って~、ブルーナと二人で頑張って作ったんだから」


「あ、この家は玄関で靴を脱いでね?」


「「 は~い 」」


「一階はキッチン、ダイニング、リビング、トイレとお風呂のみで、二階は20畳の二人部屋が3部屋と、10畳の一人部屋が5部屋とトイレがあるから。好きな部屋を使ってね」


「じゃあ、私は一人部屋を使わせてもらうわ」


「ちょ、リア~、なんでよ~、一緒の部屋にしようよ~」


「テミスは私と一緒の部屋でいい?」


「うん、私も一人は寂しいし、メティナと一緒でいいよ」


「ユイとブルーナは一人部屋なの?」


「私はブルーナと二人部屋だよ」


「ほら~、皆、一緒の部屋だよ~、私達も一緒の部屋にしようよ~」


「はあ、仕方ないわね」


「やった~!」


「でもベットは別々よ?」


「え~」


「ああ、二人部屋のベットはツインベットだよ?」 「そうなのね、じゃあいいかな」


「ユイの部屋も一緒なの?」


「私達の部屋はブルーナの希望でダブルベットだよ」 「ええ~、ズルい~」


「じゃあ、やっぱり私は一人部屋へ」


「ぎゃあ~、わかったから~、文句を言わないから~」


「後は道場を作ったの。お風呂前の廊下から別棟の道場に繋がっているから、室内で鍛練する時に使ってね」


「え? 私、ちょっと見て来る~」



マニカが走って行っちゃったけど、結局皆で見に行った。



「リア~、凄いよ~、広くて使いやすくて転げ回っても汚れないよ~」


「私は転げ回らないわよ?」


「でもでも泥が飛びはねないよ~、汚れないよ~」


「それは確かに嬉しいわね」


「二人は室内練習場を使った事がないの?」


「「 ないよ? 」」


「室内練習場なんて騎士団ぐらいしか持ってないんじゃない?」


「そんなもんなの?」


「うん」


「でも、せっかくだから使ってね?」


「もちろん。ありがたく毎日、使わせてもらうよ」


「ありがとね、ユイ」


こうして、ユイ、ブルーナ、マニカ、リア、メティナ、テミスの6人による、賑やかな共同生活が始まった。

いつも読んでいただきありがとうございます。


このエピソードに追いつくまで、しばらくは【完全版】のみの更新作業をさせてもらいます。

その為、こちらの本編は、しばらくは投稿をおやすみさせていただきます。



私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。

また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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