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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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172/190

172話 ビオラの抱擁と、雷

私達は馬車に乗って王都に帰還した。

ヴァントス盗賊団が関係していると言う事で、冒険者ギルドや騎士団まで絡んで大事になっているみたい。

だから先ずは冒険者ギルドに報告をしに行った。


私がギルドの扉を開けると同時に、テーブルに座っていたブルーナと目があった。



「ユイ!」



ブルーナは私に向かって走って来た。

けど、最初に抱きついて来たのはブルーナじゃなかった。



「ユイちゃん、ごめんね、大丈夫だった?」



ギュウウウッ!


先にビオラさんが私に抱きついて、ブルーナは愕然と私達を見て立ち止まった。



「はい、心配かけてすいませんでした。私は大丈夫です」


「そう? うん、大丈夫みたいね。 でも怖い思いをさせてしまったわね」


「私がもっと目を光らせておけば、こんな事にならなかったのに。ごめんね、ユイちゃん」


「そんな、ビオラさんは悪くないです、全てにおいて油断した私が悪いのです」



でも、ビオラさん? そろそろ離してくれないかな? ブルーナが睨んでいるんですけど?



「まあ、その辺りはまた後で聞くわね」



そして、ビオラさんから解放された。



「心配かけて、ごめんねブルーナ」



ブルーナは、やっと私に抱きついてきた。



「ユイ、その、大丈夫だった?」


「うん。ブルーナのおかげで何もされずに助かったよ。ありがとう」


「よかった~」


「本当にありがとね」



その後、私達は別室で報告をした。



「それでは最後にユイちゃんだけ、奥の部屋に来てくれる?」


「え? あ、はい。わかりました」



私はビオラさんに連れられて、ビオラさんの私室に入ってテーブルに座った。



「えっと、私だけにお話ってなんでしょうか?」


「さっきも、説明したけど、例の娼館を捜査し逮捕した時の事なんだけど……」


「ユイちゃんを脅す為に使った例の写真は廃棄したから安心してね?」


「え?!」



え? え?? あの写真? 見られたの?



「写真を確認したのは私だけだから安心してね?」



え? 私は今すぐ逃げ出したいんだけど・・・。 (穴があったら入りたい!!)



「それと、これは成功報酬で貰えるハズだった物だから、渡しておくわね」



そう言って、手渡された紙は**「性欲薬のレシピ」**だった。



きゃああああ~!



「ち、違う、私が欲しいと言ったわけじゃ・・・ 」


「材料さえあれば、ユイちゃんは作れるだろうし、売ればお金になるからね。それに**【楽しみ方】**は人それぞれだから、そこについて私は何も言わないわよ?」



いやああああ、絶対に誤解してるよ~!



「でもね?」



私はその後、写真の事についてビオラさんから説教されました。

場所を考えなさいとか、脇が甘いとか、色々と・・・(ごもっともです)。


数分後、皆が待っている部屋に戻ったんだけど、私がショボンってしているから皆が首を傾げていた。



「どうしたの? ユイ?」


「ん? な、なんでも無いよ?」



何かを察したのか、それ以上は誰も何も聞いて来なかった。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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