161話 新居完成と、大人の社交場へ
家を購入して、今日で丁度1週間。
道場を建築したり、結界や家具、色々な物を設置したり慌ただしく過ごしていたけど、やっと全てが完成した。
「やっと完成したね」
「うん、ブルーナも色々とありがとうね」
「ううん、私達の家だもの楽しかったよ」
「私はこの後、商業ギルドに行ってくるけどユイはどうする?」
「じゃあ、私は例の女幹部の事を聞く為にベンダさんに会ってくるよ」
「うん、わかった」
そして、私達は各々の目的地に向かった。
私はベンダさんに会う為に公娼通りへ向かって歩いている。
向かう場所が場所なので、体のラインが出ない様に服装に気を付けて、紺色のロングスカート、白色のブラウスの上にピンク色のニットベストを羽織った。
「確かこの辺りだったと思ったんだけどね?」
私はキョロキョロと周りを確認しながら目的の場所を探した。
「あ、ここはベンダさんに誘われて入った喫茶店だ。って事は、向こうかな?」
しばらく歩くと例の奴隷店があった。
そこからベンダさんが居た方向のお店を見た。
「多分アレだよね?」
公娼通りにあっても、かなり大きな店だった。
私は無計画にここまで来たけど、どうやってベンダさんに会えばいいのだろう? と今更、考えてしまった。
もしかしたら、外に立っているかな? と、軽い気持ちで来たけど甘かった。
これはお店に入らないといけないのかな? まだ人は少ないけど0じゃ無いからね。
はあ、仕方ない。 嫌だけどお店に入って聞くしかないね。
私はまわりの視線を意識的にカットしてお店に入った。
たぶん、見られているけど無視して受付に行った。
「すみません、ベンダさんはこちらのお店におられますか?」
「はい、在籍しております」
「少しお話がしたいので、仕事が終わる時間を教えてもらう事はできますか?」
「お名前を伺ってもよろしいですか?」
「冒険者のユイです」
「あ~、あなたが。 ベンダから話を聞いた事があります。しばらく、お待ちください」
受付の人はそう言って、調べてくれた。
「ベンダは今、**【仕事中】**で、後30分程で終わる予定です。 今日の仕事はそれで終わりなのでお待ちになりますか?」
「そうでしたか、ありがとうございます。 では店の外で待ってます」
「お待ちになるなら、別室を使って下さい。この辺りは外でも女の子が一人で立っているのは相応しくありませんので」
「ありがとうございます。 それでは使わせてもらいます」
まあ、親切な受付嬢だね。 私は別室に案内されてしばらく待つことになった。
しばらくして部屋の扉がノックされた。
「はい、どうぞ」
「失礼します」
入って来たのは50歳ぐらい? で身なりのしっかりした男性だった。
でも、私はその姿を一目見ただけでゾクっとした。
私の警戒レベルはMAXになって、いつでも魔法を発動できるように準備をした。
「私はこの店のオーナー兼店長のリデットと申します」
「冒険者のユイです」
「ええ、存じております。ベンダからも話はお聞きしておりますので。少し、お話をさせてもらってもよろしいでしょうか?」
「ええ、まあ少しぐらいなら」
「ありがとうございます」
そしてこの不気味な男は衝撃的な事を話し出した。
いつも読んでいただきありがとうございます。
私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。
また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。
最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。




