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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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150/190

150話 旅立ち、そして再び王都へ

これから一緒に旅に出るにあたって、ブルーナに冒険の心得など注意する事を説明していた。

そんな時、ふと思い立った事があったので速攻実行した。



「ブルーナ? その辺りに立ってこっちを向いて?」


「こう?」


「そうそう、そのまま。そのまま」


パシャッ!


「オッケー、ありがとう」


「何をしたの?」


「ロスさんにプレゼントだよ」


「ふ~ん?」



ブルーナはそれ以上、聞いて来なかった。

まあ、後でわかるしね。


その後、ブルーナは一人で両親に挨拶をしに行って、帰って来た時にはリュック型のアイテム袋を持っていた。



「どうしたの? それ」


「お父さんからのプレゼントだよ。 登録も済ませたから、私のアイテム袋です」


「そっか~、じゃあチャチャっと準備をしようか」


「は~い」



そして、準備が終わったので、今度は二人揃って挨拶に行った。

挨拶に行ったのだけど、ロスさんの話が長い事、長い事。

主にブルーナに向けられた言葉だったけど、ロスさんってこんなに心配性だったかな?

まあ、大切な娘だから心配なのはわかるけど、、、長いよ。



「あなた、それぐらいにしないと」


「・・それでは最後に、道中に何かあった時は絶対にユイさんの判断に従う事」


「も~、わかってるよ~」



何とか話が終わりそうだったので、私はロスさんにプレゼントを渡した。



「さっき撮って作ったのでどこかに飾って下さい」



ブルーナの写真をA3サイズの大きさにして、額に入れて手渡した。



「こ、これは!」


「まあ、凄いわね!」


「これは写真ですね?」


「うん、私が作ったカメラで撮った写真ですよ」


「これは本当に凄い。写真の中のブルーナが今にも飛び出して来そうですよ」


いやいや、それはホラーだからね?



「私達が使う用途は、トラブルがあった時に、相手の決定的な証拠を押さえる時に使うぐらいですね。私達の物より上位のカメラは国王様と一部の貴族の方が持っておられますが、これはそれすら大きく超えますね」



何かロスさんが商売人の目を向けて来たから、一応くぎを刺しておいた。



「あ~、これは私が作った魔道具ですが、MPや魔力、光魔法の必要Lvから考えても私しか使えませんよ?」


「ああ、失礼しました。 あまりに驚き過ぎて商売の事が頭をよぎってしまいました」


「参考までに教えて頂きたいのですが、ユイさんのカメラは何枚ほど撮れるのですか?」


「ん~、計算上は4000枚ぐらいかな?」


「は?」


「約4000」


「・・・・・」


「カメラの寿命が4000枚!?」


「それは本当に凄いですね」


「えっ、違いますよ? 4000枚は、一度に連続で撮れる枚数です」


「記録媒体に使っている光の魔石を取り換えれば再び4000枚は撮れます。カメラは壊れません」


「凄い、本当に凄い」


「ユイさんは本当に凄いわね」


「そうでしょう?」



え? なんで、ブルーナが踏ん反り返って嬉しそうにしているの? (私のユイ自慢ってこと?)


・・ま、まあいいか。



「ブルーナ、そろそろ出発しよう?」


「うん、わかった~」


「それじゃあ、行ってきます」


「ブルーナ、気を付けてね」


「ユイさん、ブルーナをよろしくお願いします」


「わかりました」


そして私はブルーナを連れて王都に向かった。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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