表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

128/190

128話 狂気の守護者、再び

「おい、あの子だろ? 予選をぶっちぎりの記録で優勝したのは」


「そうだな」


「ん? なんか寝てしまったぞ? でもあの子、変な服装ジャージしてるけど可愛いよな?」


「・・そうだな」


「でも俺は惑わされないぜ? あの子、絶対胸がでかいぞ?」


「・・・・」


「服はダボダボだけど、胸のトップの位置と腰の細さを見ると巨乳だってわかるぜ!」


「・・・そんな所を見てるのはお前ぐらいだよ。さあ仕事するぞケリス」


「何言ってんだ? 俺達の仕事は選手の警備だろ? あの子も選手じゃないか!」


「あの子以外も選手はいる」


「そうだな、選手は一ヶ所に集まってるけどな?」


「・・・」


「はは~ん、さてはお前もあの子を狙っているな? だから俺を遠ざけようとしてるんだな?」


「違うわ!!」


「本当か? 何かさっきからお前、あの子に対する反応がおかしいぞ?」


「・・・あの子はダメだ。諦めろ」


「は? どう言う意味?」


「それは言えない」


「は~? 余計に意味がわからないぞ?」


「そう言えばお前、予選の終盤に血相変えて戻って来たよな? あの子と関係があるのか?」


「・・・・ノーコメント」


「おいおい、まさか告った?」


「違うわ!! あの子とは話した事も無いわ!」


「じゃあ、なんだよ」


「あの子に関わるな! 言えるのはそれだけだ(俺は死にたくない)」


「何だよソレ、まあいい、俺はあの子の寝顔を、、、、、うおおおおおおお!!」


「おいケリス! 競技中だぞ! 静かにしろ!」


「もう、そんな事どうでもいい! おい、見て見ろあの子! 暑かったのか? 恐らく無意識に自分で服のファスナーを下ろしたぞ!」


「・・・は?」


「ほら見ろ! それにやっぱりデカい!」


「!!!」


「まだ他の奴らは気づいてないけど、隣のヤツは気づいて横からガン見してるじゃねえか!」


「やばい、やばいぞ・・」


「警備の巡回をしているフリして、俺も横から覗いてくるぜ!」


「ダメだ!」


「な、なんだよ! 離せよ! こんなチャンス滅多にないだろ!」


「ダメだ! 本当にダメだ! 諦めろ!」


「何言って・・・ん? あっちで揉め事か?」




「ダメです! ここは選手のみの待合所だから立ち入り禁止です!」



スタッフの制止を無視して、一人の女性がズカズカと中に入って行った。



「マティルダさん! お願いですから、ここには入らないで下さい!」



スタッフが名前を呼んだ事によって周囲はざわつき始めた。



『マティルダ? マティルダだって?』


『何だよ? 何でマティルダがここに来るんだよ』


『まじか、誰か何かしたんじゃないのか?』


『怖ぇ~、頼むからこっちには来ないでくれ・・』



マティルダはユイの前に来て少ししゃがんだ。

そしてユイの服のファスナーを、無造作に上まで戻した。


ジーッ。



「はあ~、言ってる傍からまたやるか?」



ユイの隣に座っていた男は、マティルダに睨まれて震え上がった。



「お前、何か見たのか?」


「み、みみみみ、見てません!」


「そうか。ならもうユイの方は見るな! いいな?」


「は、はい!!」



その様子を警備の二人は遠目で見ていた。


「・・・・赤い狂気」


「ケリス! それを口にするな! 死ぬぞ?」


「あ、ああそうだな。 お前が言えない理由はアレだな?」


「そうだ」


「そうか賢明だな。 止めてくれてありがとう。 命拾いしたよ」



マティルダはぐっすり寝ているユイを見てため息をついた。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ