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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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113/190

113話 勧誘と、約束

いつもなら、早起きして運動をしている二人だけど、疲れたのか今日はまだぐっすり寝ていた。



「おはよ~」



私はカーテンを開けて二人を起こした。



「「 おはよぅ…… 」」



返事をしながらベッドから降りようとしたリアは、足元がふらついてこけかけた。



「っと!」



私がとっさに手を伸ばして、なんとか支えてあげた。



「リア大丈夫? 貧血?」



リアは顔を真っ赤にしながら、私の視線を避けて答えた。



「だ、大丈夫よ……ちょっと寝ぼけてただけ」


「ちょっと、シャワーを浴びて来るね」


「あ、じゃあ私も~」



マニカはリアの後を追って風呂場に向かった。



「タオルと着替えは脱衣場に置いておくよ~! 夏用に新しく作っておいたから~!」


「は~い」


「ありがと~」



私は3人お揃いの夏服を先日作っておいた。

白色のノースリーブのブラウスと、フリル付きミニのフレアスカート(薄いラベンダー色)。

そして、新調した下着も一緒に置いておいた。



「リア? 大丈夫?」


「大丈夫よ。マニカも、ずっと朝まで寝てたのでしょ?」


「うん、起こされるまで気づかずに寝てたのは初めてかも?」


「私もよ? 起きたては足腰に力が入らなかったわ」


「もう、無理をしちゃダメだよ?」


「 あんたのせいでしょ?」


「ええ~、違うよ? リアがいけないんだよ?」


「……あ、でものお陰で、レベルが上がったわ」


「ええええ、リアだけズルいよ~!」


「ふふ~ん♪」


「レベルを上げたいなら手伝ってあげるよ?」


「ぶー、いらないもん」


「さ、そろそろ出ないとユイが待っているよ」


「そうだね~」


それから三人は、新しい服を着て観光を楽しんだ。

そして翌日。



今日は帰る日だけど、朝から頑張って新しい服を作ったよ。

私はピンクと黒、マニカは紺色と黒、リアは赤と黒のチェックの半袖ブラウスをそれぞれ作って、黒色のジャンパースカートは三人とも同じものを作った。

スカートの丈も膝上15cmぐらいだから、少々走ってもチラッはしないはず?(たぶん)



「はい、できたよ~」


「「 ありがと~ 」」



私が作った服を受け取って、二人とも嬉しそうに着替えはじめた。



「可愛い~」


「うん、うん、二人とも似合ってるよ」


「ユイも似合ってるよ」


「ありがと~」


「でも、ユイに作ってもらったスカートの中では丈が一番長いかも?」


「え? これで長い?」


「うん、ミニスカートじゃ無いのは初めてかも?」


「え? これでもまだ、ミニスカートの長さだよ?」


「そうなの?」


「うん」



あれ? 私は二人にそんなに短いスカートばかり渡してた? ・・・・うん、確かにそうかも。

だって二人とも可愛いから、可愛い服を着せたくなっちゃうし、仕方ないよね?



「じゃあ、今度は膝丈ぐらいのスカートにしようか?」


「うーん、いらない」


「私も、長いのは動きにくいからいいや」


「そう? まあ二人とも脚が綺麗だしミニスカートが似合うよね」


「じゃあ、また超可愛い服を作っておくね」


「ありがと~」


「じゃあ、そろそろ出ようか?」


「うん」



私達は宿屋をでて3人横並びで手を繋いで歩いた。

マニカが真ん中で左右に私とリアで、マニカは両方から手を繋いでもらって嬉しそうだ。

それはもう、満面の笑みで。

でも、こうやって恋人繋ぎで笑顔を向けられると懐かしさを覚えるよ。

元気にしてるかな? ブルーナは。

この報告が終わったら一度クシオスに行ってブルーナに会いに行こうかな?



「ユイ? どうしたの?」


「ん? ああ、ごめんね。考え事をしてたの」


「この報告が終わったら、お世話になった人に会う為にクシオスに行こうかなって思ってって」


「そうなの?」


「ユイ? 私達と一緒に冒険に行こうよ?」


「私もユイと一緒に冒険したいよ~」


「ありがとう。私も二人と一緒に冒険が出来たら楽しいと思う」


「でも、カインさん達が悪い人じゃないのはわかるのだけど、男の人と一緒に旅をするのは抵抗があるの」


「じゃあ、次の依頼が終わったら臨時PTを解散するから一緒に冒険しよう?」


「え、でも何か悪いよ~」


「大丈夫だよ? 臨時PTは諸事情があったのは確かだけど、もう大丈夫だから」


「そうなの?」


「うん、だけど次の依頼は決まってるから、それが終わるまで待ってくれる?」


「うん、わかった。 じゃあ、私もその間にクシオスに行って来るよ」


「その依頼はどれぐらいの期間なの?」


「う~ん、移動が結構あるから1~2ヶ月ぐらいかな?」


「わかった~、それぐらいを目安に王都に戻って来るよ」


「冒険者ギルドで戻ったらわかる様に報告するからね」


「わかった~」


「やった~! 約束だよ?」


「うん、よろしくね」



マニカとリアは、とても喜んでくれたから、私もとても嬉しいよ。

私達は途中でお土産を買ってから、転移魔方陣を使ってオウディスの街に帰った。

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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