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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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104話 ガールズトークと、マニカの弱点!?

「ふわぁ~、よく寝た」



ここ数日は、ずっと海に遊びに行ってたけど、今日は街の観光をする予定。

食堂に行くと、いつも通り二人は密着して喋りながら食事をしていた。



「おはよ~」


「うわっ、びっくりした~」


「「 おはよ~ 」」


「今日は何を真剣に話していたの?」


「え? ああ、大人の話だよ」



え? また?



「ユイにはちょっと早いかな~?」


「私のような大人の女性のお話なの」



よし、今日はのってあげよう。



「え~、私も興味があるから教えてよ~」


「そう? うぶなユイには早いと思うよ?」


「そんな事はないよ?」


「私は見た目も中身も大人な女性だから」


「そう? じゃあ大丈夫かな?」



え? リアまでのってきた?



「ユイは、イッた事ある?」


「えっ!?」



イク? えっ、本当にそっちの話?

あ、いや違うね。動揺して騙されるところだった。



「行くってどこに?」 ふー、危なかった。


「場所の話じゃないよ? 性欲の話だよ?」


「えっ!?」



あ、えっと、どうしよう? (Lv7ですとは言えない!)



「ほら~、ユイが固まっちゃったじゃない?」


「マニカも、この話はもう終わりね」


「えー」


「えー、じゃない。 ごめんねユイ、変な事聞いて」


「え、いや、そんな事は?」


「おかしいな~、ユイは私と同じ側の匂いがしたのにな~?」



再び、リアの鉄拳制裁が発動した。



ゴチンッ!


「痛ったーい」


「リア、酷いよー」


「もう、終わりって言ったでしょう?」


「ぶー」



駄目だ、本気で動揺してしまった。

焦って何も言えなかったじゃない。あんなにストレートで来るとは思わなかったし。

今日は負け? たけど、今度こそは冷静に言い返せる、大人な私を見せてあげるからね! って心の中で決意をした。


そして気を取り直し、私達は街の観光へ出かけました。

当たり前かもしれないけど、海産物が観光のメインになっているね。

食堂では当たり前のように新鮮な魚介類が出てきて、とても美味しかった。

王都ですら魚は干物が主流だからね。

新鮮なまま輸送が出来ないから仕方がないけど。

でも、私は転移魔法で帰れるからお土産に新鮮な魚を持って帰ろうかな?

後でリア達に相談してみよう。


その後、海辺を歩いていたら、遊覧船を発見した。



「あの船は乗れるみたいだよ?」


「良いね~、乗ってみよう」



私の提案にリアは賛成したけど、マニカが青い顔をしていた。



「船は嫌だ」


「え? どうして?」


「周りに水しかない所に行きたくない」


「え?」


「マニカは水恐怖症じゃ無いよね? 普通に遊んでいたし」


「水は大丈夫だけど、地に足が着かないところは嫌だ」


「え? マニカ、泳げたよね?」


「泳げるけど、足の着かない所は行きたくない」


「そうなの? じゃあ、船は止めようか?」


「ユイ、大丈夫よ? マニカはいつもの事だから」



そう言って、リアはマニカをガシッと捕まえた。



「さあ、行くわよ」


「い~や~だ~! 船は嫌だ~!」



マニカは涙目になって本気で嫌がっている。

何かちょっと可哀想かも。



「リ、リア? 船はまた今度でもいいよ?」


「このまま連れて行ったらマニカが泣いちゃいそうだし?」


「そんな事、気にしなくてもいいのに?」


そんな事って……。



「もう、マニカ? 本当に船は駄目なの?」


「うん……」


「あ~、これは本気の【うん】だ」


「仕方ないから違う所に行こうか?」


「はーい!」


「うん、ごめんね?」



何かマニカの反応が可愛くて抱きしめてしまった。



「ユイ?」


「ごめん、ごめん」


「マニカの反応が可愛くて、つい抱きしめてしまったよ」


「そう?」



お返しとばかりにマニカが強く抱き返してきた。


「は~、癒される~」 マニカは私に埋もれながら顔をフリフリした。


「はい、マニカ終わ……ひゃっ」


「ん? どうしたの?」


「えっ、何でもないよ。 さあ癒しタイムは終わりです」

いつも読んでいただきありがとうございます。

私事で大変申し訳ありませんが、今後の投稿(更新)間隔に関する予定を活動報告に記載しておきます。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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