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戦極結承 ◇◇ ~バッドエンドへ向かう少女の物語~  作者: 空斬しゅう


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103話 畏怖される理由と、チンピラの末路

翌朝、食堂に行くとやっぱり二人とも既に来ていた。

いつも通り密着して二人でコソコソ喋りながら食事をしていた。



「……り、もう上がらないよ~」


「まあ、マニカはお子様だからね」


「私の方が長けているハズなのに~」


「おはよ~、どうしたの?」


「っ! びっくりした~!」


「「 おはよ~ 」」


「何の話をしていたの?」


「え? ああ、大人の話だよ」



え?


「ユイにはちょっと早いかな~?」


「私のような大人の女性のお話なの」



恋愛の話? それともHな話かな?



「ユイの方がスタイルがいいから大人に見えるよ?」


「ぐっ……」


「ユイよりマニカの方がお子様に見えるよ?」


「み、見た目の話じゃないの!」


「えーっと?」


「ほらー、ユイが困っているじゃない」


「スキルがなかなか上がらないって話だよ」



はあ、マニカのいつものボケだったのか~。

話にのらなくてよかった~。



「ユイは何でそんなに簡単にスキルが上がるの?」


「これが私以外に適用されるか不明だけど、私の持論でよければ教えるよ?」


「うん、参考でもいいから教えて~」



私は魔法やスキルについて感じている事を説明した。

同じ事を何度やっても意味がない事。

使う力の本質を知り練度を上げる事。

その属性の特性や効果と結果を正しく理解する事。

複数の力を同時にコントロールする技術を身につける事。

その他、私が感じた事を色々話した後に、6属性魔法を同時に展開して見せてみた。



「うわっ、凄っ!」


「違う属性を同時に展開するなんて。しかも6つ」


「でもこれは、頭でわかっても出来る事じゃないね」


「うん、ユイの凄さを改めて実感したよ」


「そうだ、ユイ?」


「何?」


「転移の魔法陣は?」


「あ! 忘れてた」


「やっぱり? 私もさっき思い出したの」


「確か街の東側にあったはずだから、海に行く前に魔法陣を見に行く?」


「うん」


「じゃあ、準備して来るね」


「私も~」


「は~い」



セーラー服に着替えた私達は、魔法陣のある公園に向かった。

うん、誰もこっちを見ないね。

遠目でも凄く目立つ色だからね~ 男どもは私達を見かけて逃げ出すか、視線を逸らせる人ばっかりだ。


って、思ってたけど……バカそうな団体が私達の道を塞いだ。

筋肉ムキムキのやつばっかりだけど、リーダーっぽい奴は頭一つ大きく更にごつかった。



「お前らが闘神、武神って言われて調子にのってるバカどもか?」


「はあ? バカなのはアンタでしょう? 脳みそまで筋肉なの?」


「ちっ……」


「この辺りは俺が仕切ってんだ。舐めた真似をしてるみてぇだから、俺が躾けをしてやるぜ」



大男は、私達を舐めまわすような視線で見てきた。



「頭、俺達にもまわして下さいよ?」


「ああ、俺の後でな」



キモっ。 もう魔法でやっちゃてもいいかな?

私が魔法で吹っ飛ばそうとした瞬間、マニカが動いた。



ドスッ!!


一瞬で相手の懐に入ったと思ったら、みぞおちに強烈な一撃を入れて大男が悶絶して屈んだ所に、踵落としがさく裂した。


ガゴッ!!


大男は抵抗する間もなく地面に倒れた。 (マニカ、そんなに足を上げると……パンツ丸見えだよ?)



「頭~!!」


いつの間にかリアも男達の中心にいて、手には棒みたいな物を持っていた。



「な、こいついつの間に!」



リアが何度か手を振るったと思ったら、男達がバタバタと倒れていった。



「つ、強すぎる! 逃げろ~!」



残った数名は踵を返して逃げ出したけど、一瞬でマニカに追いつかれ地面に倒れていった。

大男は地面に倒れたままだったけど、意識を取り戻したのか、倒れたまま腰からナイフを抜いていた。


私は二人に注意をしようと思ったけど無用だった。


マニカは大男がナイフを握った右腕を踏みつけて、そのまま踏み抜いて……ボキッって音が鳴った。



「ぎゃあああああああ!!」


「で? 私達に何の用だって?」


「何をまわすって?」


「わ、悪かった! 許してくれ!」


「はあ? あんたは今まで暴力でねじ伏せた相手の懇願を受けてあげたの?」


「・・・・」


「でしょう?」



そう言って、今度は左腕を踏み抜いた。


ボキッ!!


「ぎゃあああああ、助けてくれ~!!」


「こういうバカはね、恐怖を与えてあげるのが一番効果的なのよ?」



そして今度は両膝を踏み抜いていた。


ボキボキッ!!


それで大男は失禁しながら気絶した。 (マニカ、恐ろしい子……!)



その後は特にトラブルも無く転移魔法陣を確認して、海に行って遊んで宿に帰った。

結論を言うと、転移魔法は問題なく使えた。

これで帰りの事は気にせずに、ゆっくり遊べるね。

読んでいただきありがとうございます。

基本は一週間ごとに更新するつもりです。

ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。


また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。


最後に投稿へのモチベーションを維持する為にも、コメントや評価、ブックマークをして頂けると執筆を続ける励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。

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