102話 海だ!水着だ!?
しばらくお喋りをしながら歩いて、シーネスの街の南側の高台に着いた。
「うわ~、凄~い」
「あれが海だよね?」
「そうだよ~、大きいでしょう」
「うん、見渡すかぎりの水だ~」
「綺麗だね~」
「よ~し、じゃあ海まで競争だ~」
「え? まだ結構距離あるよ?」 って、マニカはもう走って行っちゃった。
「はあ~、もうマニカは~」 って、言ってリアも走って行っちゃった。
まあ、私も走るのは得意だからいいけど。
私は二人の後を追いかけて走った。
そして前方を走る二人を見た。
「うん、そうなるよね」 もうチラじゃないね。バッサバッサだよ。
当然、私も同じ状態なんだけど、まあいいか。
私も頑張って走り続けた結果、先に着いていた二人に遅れる事無く到着した。
「ユイは意外と体力があるよね?」
「本当、ちゃんと遅れずについて来たしね」
「私は小さい頃から山を駆け回っていたからね」
「そうなんだ」
「うん、走るのは得意だよ」
「そんなに走れる魔法使いなんていないよ?」
「そう?」
「うん」
私達は浜辺で回りを見渡した。
「あそこの建物で水着に着替えれるみたいだよ?」
「じゃあ、行こう」
「二人の水着も作ってあるからね」
「「 ありがと~ 」」
私が作った水着はパレオ付きのビキニ。
私はピンクと白色、マニカは紺色と黒色、リアは黒色と赤色にそれぞれ染色した物を渡した。
二人とも嬉しそうに着替え始めた。
「可愛い~」
着替え終わったマニカは私を凝視して固まった。
「やっぱり本物だったんだ……」
「どうやったら1年でそんなに育つのかな?」
「ユイ、まさかドーピング?」
「そんなわけないでしょう」
「いい加減、二人で凝視するのをやめて欲しいのだけど?」
「いいじゃない、減るもんでもないし」
「ね~」
突然マニカが抱き着いてきた。
「はあ~、癒される~」
「ちょ、マニカ!」
そこで再びリアの鉄拳制裁が発動した。
ゴチンッ!
「痛った~い」
「リア酷いよ~」
「もう、マニカはふざけ過ぎ!」
「ええ~、別にいいじゃない」
「駄目に決まっているでしょう? ユイはノーマルなんだから」
ん?
「ええ~、私は気にしないよ~」
「ユイが困っているの」
「ええ~」
二人のコントが終わらなさそうだったから、私は二人を急かしてみた。
「マニカ、リア、早く海に行こう?」
「そうだね行こう」
「は~い」
うん、うん。可愛い。
二人供、大人しくしていたら普通に美少女だからね。見ているだけで癒されるよ。
ふふふふふ。ふっ? ん?
ニヤニヤと二人を眺めていたら、ふと違和感に気が付いた。って!
「リア! 刀はしまっておこうね?」
「え!?」
いや、いや、いや、可愛い水着姿に刀を持つ姿はシュール過ぎるよ。
刀を気に入ってもらうのは、作った本人としては嬉しい限りだけどね。
「海の潮風って刀によくないよ? 錆びちゃうよ?」
「え!? それは嫌だわ!」
リアは慌ててアイテム袋に刀をしまってくれた。
ふう~、言葉のチョイスは完璧だったね。褒めて?私を。
その後、初めての海をたっぷり堪能したけど、さすがに疲れた。
宿屋に帰って来た私はベッドにダイブした。
でもマニカ達は明日も海に行くって言ってたから、今日は早めに寝ようかな。
お風呂に入ってから**「装置(防音結界)」を作動させ、「用事」**を済ませてから眠りについた。
明日は何しようかな……
読んでいただきありがとうございます。
基本は一週間ごとに更新するつもりです。
ただ状況によってはきりのいい所まで連発で投げるかもです。
また今後の展開について。R15に収まるように調整はしていますが、残酷な描写や、少しHな描写が入ってきます。この事を不快に思ったり、苦手な方はここで閉じていただき、続きを読むのは控えてください。
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