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探求冒険家エクスコ!(仮)  作者: じゃむ(sadojam)
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えっちゃんは夢を見た。寝る前にナーバスになってたのか分からないが、流れゆく日常生活からふと疑問を感じ足を止めた時に夢を見るのかな。と、まどろみながらえっちゃんは考えた。

何の夢かはもう思い出せない。どんな感じだったのかすらも。

全く手かがりがないので、諦めて起き出す。

また昨日と同じ一日が始まる。


[仮想通貨ってどうなの?]

朝昼兼用のご飯を食べてる最中にえっちゃんはミヤビ達に聞いた。

[まぁ去年なら儲かってたみたいね]

[今は?]

[儲けてる人はいるんじゃないかな]

[エクスカリバーって知ってる?]

[日本の仮想通貨だね。聞いた事あるよ。なんで姉ちゃんは知ってるの?]

[どんなコイン?]

えっちゃんはミヤビの問いには答えずに聞く。

[うーん。なんか絵とか写真とかを投稿出来るサイトでコインを使うらしい]

ミヤビは記憶の中から取り出したうろ覚えな回答。

[儲かるの?]

[流行れば儲かるんじゃない]

それ以上何を聞けばいいのか、えっちゃんは分からず味噌汁を飲んだ。

味噌汁というより、なんでも入れた味噌味のスープ。寒くなると大きな鍋に何でも入れて煮込み、味噌で味付けをする。それがオカズ。それとご飯か貰ったパン。

誰一人文句言わずに食べる。味は二の次。お腹が満たされてたら満足出来る。

夜ご飯も他になければ、今朝と同じのを食べる。

まだコースケの買ってくるホカ弁の方が栄養バランスはよく思える。


炊飯器も大きいのに換えないとならない。アケミさんが使ってた炊飯器なので小さな炊飯器。ケンもリンもよく食べるようになった。


冬服は思ってた以上にかさばるので部屋が狭くなった。まだまだ暖房は必要ない。


[コースケが来てって]

ミヤビがえっちゃんに言う。

[どうやって分かったの?]

[ラインやってるんだ。皆も]

とミヤビは携帯電話の画面をえっちゃんに見せた。

[メール?携帯電話登録してないのに出来るの?]

[ネットが繋がってるなら出来る]

ミヤビは笑って言った。

[外ではネットが繋がってるとこしか出来ないけどね]

ミヤビは丁寧に補足してくれた。

えっちゃんの仕事場にはネットはあるけどどちらもワイファイのパスワードがかかって使えない。


コースケの部屋へ行こうとするえっちゃんに、ミヤビが言った。

[変な仕事だったら絶対に断ってね]

えっちゃんは曖昧にうなづき玄関のドアを開けた。


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