.47
どうぞの声でえっちゃんはコースケの部屋へ入る。コースケはパソコンを見ていた。
[これ見て]
えっちゃんは座り込んでるコースケの横からパソコンを覗く。そこにはえっちゃんによく似たイラスト画像がたくさんあった。コースケは次々と画像をスライドさせていく。
[似てるだろ?]
髪のボリュームや目の大きさは誇張されていたが、確かに似ている。
[名前もエクスコなんだよ。絶対にエクスコが関わってると思ってた。まぁ…違ってたけど]
コースケは言う。
[私、知らないわ]
コースケはうなづく。
[たまたまなのか分からないが、これを利用するんだ]
コースケは全てのイラストをクリックしてえっちゃんに見せた後に、サイトを開いた。
[エクスカリバーコインはファンタスフィックというオールジャンル作品の投稿型サイトを作った。絵はもちろん、写真や音楽、小説、なんでも。ほとんどがイラストだけどね。で、気に入った作品にファンが投げ銭といってコインをあげるんだ。そのコインが仮想通貨でお金になるんだよ]
[理屈は分かったわ。でも絵とか全く知らない]
えっちゃんの言葉にコースケは再び違うサイトを開き説明した。
[えっちゃんはこれをやるんだ]
[こんなのでお金になるの?]
[間違いなくなるね]
[さっきのサイトに戻して]
コースケがファンタスフィックのサイトを開く。
[多く貰えてる人ってどれくらいなの?]
[まぁ200万枚じゃないかな]
[いくら?]
[数万円]
[どうやって二千万円とかにするの?]
[これから会ってもらいたい人達が説明する]
[グループなのね]
コースケはうなづく。




