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竜殺しの学園生活(爆笑)  作者: 佐藤 達也
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第29話

おひさしぶりです

佐藤です。

長らくお待たせしました。お楽しみいただければ、光栄です。

第29話 筋肉ダルマと校内巡回

「早く用意を終わらせろ!セリカ=ルーセント!」


今、僕の前にいるのはBクラス序列10位の、


「早くしろ!この俺、テロニード=スパルクル様を待たせるんじゃねぇ!」


…筋肉ダルマだ。

…あぁ、本当にどうしてこうなった?

ちらり。

視界の端に辛うじて焦っているリーンの顔が見える。

…あぁ、どうしてこうなった。

―3時間前―

チリーン…


「ん、ふぅ。もう朝かぁ」


綺麗な風鈴の音色に誘われるかのようにして夢から覚めたセリカ。


「ん、しょ、と」


今の時間は午前6時。

寮生はまだ寝ている時間である。


シャァァァ…


寝汗を流すためにシャワーを浴びる。

すると、


「うーん。もう食えねぇ」


ベッドの方から入寮2週間にしてもうお約束になった寝言が聞こえてきた。


「まったく、もう。仕方無いなぁ」


セリカは早々にシャワー室から出て、ベッドの前まで行く。

すると、掛け布団をベッドの下に追いやり、お腹を出して気持ちよさそうに寝ている同居人、ネイガル=ソルディアッタがいた。


「まったく、仕方ないなぁ」


セリカはそう一言言ってから布団を掛け直す。


「もう少しだけ、寝ててもいいよ」


そう言い残すと、セリカは寝室を出て、今日の予定を確認する。

本日の行事

・朝のHRでクラス対抗戦に出る人の徴収。

・お昼にネイガルの好きなキャトル牛の丼が新発売されるため、入手。

・放課後にAクラスVSDクラス、BクラスVSFクラス、CクラスVSEクラスの午前試合が行われる。※試合クラスはくじ引き。指名戦闘もできる。

・今日は絶対にネイガルを起こす!

よし、今日こそ全部クリアしてみせる!

まずは、


「我望むは青。其が型成すは錠。導き来たれ初級の魔。

<blue statute novice>

起きてー。朝だよー」


カシャッ


「おわあああああ!」


よし、(飛び)起きた。


「一体なんだよこれは!」

「起きた?」

「起きたよ!起きたからこれ消してくれ!」

「え?自分で消しなよ。面倒くさい」

「おーまーえーなー。後で仕返ししてやる」

やれるものならやってみなよ。

返り討ちだから。


「我望むは赤。其が型成すは付。導き来たれ初級の魔。

<red add novice>]


「よし、溶けた!」

「おめでとう。そして早く学校に行こうか」

「え?何でだ?」

「まさか忘れたなんて言わないよね?」

「忘れた」

「はぁ。今日はネイガルが校内巡回の日でしょう?」

「あぁ!思い出した!んじゃ、行くわ」

「行ってらっしゃーい」

「おう」


バタンッ


さて、と。

ネイガルもいないことだし、久しぶりに魔法を撃っとこうかな。

まずは移動からだよね。

あ、校内巡回っていうのは、まぁ、いわゆる風紀委員を個人でやっている人たちが独自にやっている活動だよ。


…あ、無理だ。そういえば。

バレそうだし。

…ま、行かなくてもいいかー。






…今日の2時間目からどうせ競技参加者しか学園に残らないんだし。


……はい、ネタ探しの旅に出なくてはいけませんね。

行ってきまーす。

(妄想の彼方へ)

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