第27話
はい、お待たせしました。
PV16,000を超えました。
とても嬉しいですが、こんなにも退屈で不定期なものを読んでいただけるとは思っていませんでした。これからもよろしくです!
第27話 退屈な授業と退屈そうな女の子
綺麗な音楽が流れている。
生徒たちは踊っている。
楽しそうだ。
…しかし、そんな中にも一人でいようとする者がいる。
セリカだ。
というか、セリカはもう寮に戻っている。
曲が流れだしたらもう用はない、とでも言いたいかのようにさっさと帰ったのだ。
もちろん他の生徒はいない。
セリカは久しぶりに一人でお風呂に入った。
風呂とは言ってもものすごく大きい。
小学校の体育館ぐらいの大きさがある。
もちろんご飯ももう食べた。そんなセリカが何をしているのかと言うと、
「へー。これが教科書かー。馬鹿にしているのかなぁ」
これから学ぶはずの教科書を開いて教科書を罵倒していた。
それもそうだろう。教科書に書いてあるのはセリカにとって当たり前のことでしかないのだから。しかし、それもセリカならば、の話だ。普通の人は知らないことが書いてある。
「ナナは元気かなぁ」
セリカのその呟きは誰もいない部屋にシンと染み渡るかのようにして、やがて消えていった。
あーあ。つまらないの。
だって、セリカは探しても見つからないし、さっきから生徒の人に引っ切り無しにダンスに誘われるし、踏んだり蹴ったりだよー。
…正直に言って、セリカエネルギーが足りない。
うーん。
クラスに行ってしまおうか。
もうそれしかないのかなぁ。
よし。そうしよう。
「ナナ嬢。私と踊ってくださいませんか?」
はぁ。
また、か。
断ろうかなぁ。
うーん。
どうしようか。
「ナナさん。踊って差し上げては?」
「何を言っているの?そこまで言うのなら、リーンが踊ればいいじゃないの」
「え?嫌ですよ。面倒じゃないですか」
「はぁ。リーンがそういう態度をとるから私が踊っているということを忘れないでね」
「はい。覚えておきますね。学年首席殿?」
「はいはい。そうね、学年次席殿」
「それで、どこにいるの?愛しのセリカ君は?」
「もういないみたい」
「そっかー。それは残念」
「どうして?」
嫌な予感が…
「私、可愛い男の子、大好きなの」
「渡さないわよ!セリカは私のなんだから!」
「ふふふふふ。さて、どうかしらね?」
「うー」
やっぱりこの子は性格が悪い。
うん。今回も茶番ですね~。
こんな感じでこれからも行きますよ。
こんなものでも応援していただければ、嬉しいです。




