第22話
おひさしぶりです。
さて、今は普通に講義中の生徒さん達がいる中で、こうしてUPする。
はい、素晴らしいですねー。
これからもこの…タイトル忘れちゃった。
ま、まぁ、よろしくお願いします。
第22話 寮生活~からの腹切り?!
「ふふふ。懐かしの集団生活か~。楽しみだなー」
この学園には、九棟の学生寮がある。しかし、誰も知らない寮がもう一棟あるとかないとか。ま、所詮は学生の噂。本気で受け取っている者は少ない。ていうか皆無だ
「ここ、かな?」
セリカはとある一室の前にいる。番号は
「1F11号室かぁ。もう一人はどういう人なんだろう。楽しみだ「ヤバッ!失敗しちまった。逃げないと、大変なことに!」
バタンっ!
ドンッ!
「「痛い!!」」
「急に飛び出して何するのさ!」
「扉の前にいるお前が悪い!」
「横暴だ!ひどすぎる!勝手にぶつかってきておいて!」
「ふざけんな!大体何で女がここにいるんだよ!ここは男子寮だぞ!」
「え?何言ってるの?」
「はぁ?お前こそ何言ってんだ?」
「僕は男だよ?」
「え?女だろ?」
「一体何言って…」
「いや、だーかーらー、“ボ――――ン!”
「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
ドンガラガラバンコンカンローン!
「「今の一番最後のやつ、絶対関係なかった!」」
――説得中――
「え?なんて?」
「いや、だから」
――説得中――
「ふーん」
「あ、分かってくれた?」
「それで?それ、なんてネタ?」
「ネタじゃ、なーーーい!」
――説得終了―――
「成程。確かにお前は男だ。それは認める」
「良かった。ようやく信じてくれた」
二人の体からはほかほかと湯気が昇っている。
どうやら二人とも風呂に入ったらしい。
「だが、どうしてお俺の部屋の前にいたんだ?」
「いや、僕の部屋でもあるからさ」
「あー。成程。つまり、俺は、ルームメイトを、疑っていた、ということに?」
「うん。なるね」
バッ!
ドン!
「スマン!」
うん、普通に謝ってくれれば良かったのに、
「土下座なんてしないでよ!」
「いや、疑ってしまったことには変わりがない。ここは謝罪の意味を含めて」
バッ!
チャキ。
「切腹を!!」
「しなくていい!!」
「ホントか?!」
「うん。別にそこまで怒っていないから」
「助かったー。俺の里だと、謝っても駄目なら、“死を持って償うべし”って掟があったからなぁ。いや、ホント助かった」
「怖いね君の里?!」
はい。どうやらセリカは何が起こっても大変そうです。
セリカ、ファイト?
おー!
ようやく22話ですよ。
先が長いですね。