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モブに慈悲はない…?  作者: いす


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21/110

答え

二十一話目

誤字・脱字があったら申し訳ありません

次は本当に遅くなります。

「あ、べ、別に変な意味はないよっ!?ただもしかしたら、もしかしたらねっ!?

恋人みたいに見られてるのかなって!」

顔をどんどん赤くしながら

早口で笠木さんは言う。

…恋人には見えないなぁ、

THE幼馴染みって感じ。

でもそのことを言えない。

だってさぁ…スッゴい目が

キラッキラッしてるんだもん、期待の眼差し向けられてるんだもん。

どうしようかな…

「………?」

なかなか俺が答えないからか

笠木さんは首を傾げる。

考えるんだ俺ぇ!

もしここで恋人って答えたらどっかのお嬢様に消れてしまうかもしれない…

純愛って怖い…

「ま、まぁ…その…とっても

仲が良い感じに見えますよ…

もしかしたら…もしかしたらですよ?恋人って思ってる人も…」

「そうなのっ!?ふ、ふふ、そうかぁ恋人みたいに見えてるのかぁ…ふふっ……あっ!

別に恋人っぽく見られて嬉しいわけじゃないよっ!?」

俺が話している途中で遮ってきましたよこの人。しかも嬉しいわけじゃないって言ってるけど

すっごいニヤニヤしてるよこの人…

「えっと…もしかしたらですからね…」

「うんっ!分かってるよっ!」

絶対分かってないと思う。

…やっぱり新崎って愛されてるなぁ…。

その愛を少しだけ分けてほしいぜ。

「ありがとねっ!灯くんっ!」

笠木さんはとってもいいえがお…

そしてあんま意味ないと思うけど上がる好感度。

…そんなことより一応忠告的なことをしなければ

俺が危ない。

「あの…なるべくさっきのことを城戸さんには

言わないでください…ちょっとあの…怖いんで…」

命は大切にしないとね…

「…?夏ってそんな怖いかなぁ…?

あ、あと!その名字呼びっ!夏がちょっと

気にしてたよ?灯くん私のことも名字で呼ぶから

私も名字で返してたけど、できれば私も

この機会に名前で呼んでほしいかなー」

僕も名字で呼ばれてたから名字で

返してたんです。(嘘)

でもこれをチャンスとしてとらえれば

冬花ちゃん呼びに違和感がなくなるかもしれない。

「いやでも…城戸さんも自分のこと名字呼びですし…」

ま、女子を名前呼びなんてできないんだけどね!

ただし幼女は覗く、間違えた、除く。

「あー、あれはねーなんかあれらしいよ?メイドさんに新田って人がいて呼ぶときも新田だからその癖?みたいのだからだーって言ってた気がする、多分」

…それをどうやって信じろと…

でもここで返事をしとかないと新崎みたいに

めんどくさそう…?

「…じゃあ…まぁ一応…考えておきます…」

「じゃあ!よろしくねっ!灯くんっ!」 

取り敢えず検討しとくってことで…

ていうか女子に名前で呼ばれるのってなんか 

むず痒いんですね…

経験したこと無かったぜ…

あ、あった小学校の頃先生に名前で呼ばれてたな。

先生が女子かは知らないけど。



「おぉ…話してたらあっという間だねっ!」

その後もあんまよく分からない話をしていたら

無事にもとの部屋に到着。

扉を開けるとそこは未知の世界…

んなわけはない。

あるのはベットやらカバンやら。

そこから着替えを取りだして着替えるんだけど…

この後どうしようか……あー顔洗いたいなぁ。

でも場所分からんしなぁ…

着いたときに教えてくれてたような気もしてたけどすっかり忘れてしまった…

窓を眺めて現実逃避するも見えるのはたくさんのフォレスト、林、木。

ていうかここって前が都市で後が森とかすごい

ところだな…学園バトルものとかでありそう、

そしたら絶対新崎はイレギュラーって呼ばれる。

……なに考えてんだ俺、

まだズボンは途中ですよ?


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