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出来れば、ここにいたいです。  作者: 愬月茉乃
第三章 二年生
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授業③

 今日は初めて属性別の授業がある。二年生になると、属性別の授業が週に何回か行われるようになるのだが、この学園の生徒で光属性なのは私一人。正直に言うと、みんなと一緒に出来ないのはさびしい。

 

 光属性は少ないと言うだけで、居ないと言うわけではない。学園には、光の天使と呼ばれているミラージュ先生がいる。この先生はゲームに登場していたが、ラストの方では他の国に研究のために行っていて不在。そのために、主人公が魔王を倒すんだったかな……確かそう。ある意味重要人物だ。

 

 教室へと向かったのだが、ここであっているのだろうか……。初めて来る棟なので若干心配になる。扉を開けると、先生が先に教室に来ていた。腰まである金髪の髪を後でゆったりと三つ編みにしている。私は穏やかな表情で迎えられた。

  

「少し早いですが始めましょうか」

 

「ルファリエラさんは治癒魔法、使ったことありますよね?」

 

「はい、一度だけ。でも、使った後に倒れてしまいました」

 

「では今日は、あれの魔力消費を抑える方法をお教えします」

 

「そんな方法があるんですか!」

 

「はい。若干面倒ですが、覚えてしまえば効率が上がります」

 

「最初の内は、調節が上手く出来ないために魔力を無駄に放出してしまいます。それにより、魔力の消費量が上がってしまいます」

 

「治癒魔法は広範囲にも使うことが出来ますが、まずは、傷口の一点だけを集中して魔力を注いでください」

 

「消費量を抑えるのは、魔法を使って細胞に働きかけることを常にイメージすることが重要です」

 

「では、私の手のひらに傷をつくりましたので、治癒魔法を掛けてみてください」

 

「はい」


「流石、綺麗に治りましたね」


「どうですか? 魔力の消費量、抑えられていますでしょう?」

 

「今、倒れていないのでそうみたいです」

 

 あっという間に授業時間は終わって、集中していたからか寂しさはあまり感じていなかった。

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