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出来れば、ここにいたいです。  作者: 愬月茉乃
第二章 一年生
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勉強会

 あれから二週間が経ち、クラスが違うが学園にいる間は出来るだけエミリーと一緒に居るようにした。

 

 私としてはあまり嬉しくないが、同学年の方は「エミリーさんは聖女様のお友達でしたのね。仲良くしましょう?」と幾つかの犯行に関して謝ることはなかったが友好的になった。

 

 先輩の方も聖女の噂を聞いたらしく、エミリーに謝りに来て「聖女様の付き人ならあの人に相応しいわ。エミリーさん、今回は諦めてあげる」と勝手に諦めたようだった。

 

 私が隣にいることで勝手に解決したが、勝手に勘違いが広がっているようで悲しい。

 

◇◇◇


 もう心配はないが、今も友達としてエミリーと一緒に居ることが多い。もう少しでテストがあるので、エミリーと勉強会をすることにした。

 折角なので人を増やそうと知り合いに声を掛けた結果、エミリー、ステア殿下、デイジー、オーガスト、ジュード、ヒューゴに私となった。

 場所は私の家でやることになった。

 

「私はエミリー・エルコットです。先日、ルファリエラ様に助け」

 

「その話はしなくていいし、エミリー、私に敬称はなしって言いましたよね?」

 

「ルファリエラ様を信仰する信者としては様付けは必要です」

 

 いや、エミリーはいつから信者になったの。

 

「私もルファリエラ様って呼びますね」

 

 ヒューゴまで変な事言い出した。

 

「そんなことより早く勉強しましょう?」

 

「「はいルファリエラ様!」」

 

 エミリーとヒューゴが息ぴったりの返事をしたので少し睨み付けて置いた。しかし効果はなく、エミリーは「睨んだ顔も美しいです」なんて言っている。

 

 それぞれの得意教科が分散しているため分からないところは誰かしらが教えてくれる状態でとても勉強がはかどった。前世で散々やって来た筈だが、科目が違うのであまり生かせていないのが少し悲しい。

 

 勉強会は来週もやることになり、また家でやってもいいかをお父様とお母様に伝えると快諾してくれた。

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