↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出来れば、ここにいたいです。  作者: 愬月茉乃
第二章 一年生
PR
27/57

買い物 下

 杖の方は購入したので、次は箒を求めて三階へ向かう。


 杖もそうだが箒もピンきり。箒を折ることは流石にないと思うので、少し高めの物でもいいかもしれない。


 これなんかいいかも。そう思い手にした箒はとても重い。その値段の書かれている横にある商品説明を見ると、箒の柄の中心部に、魔力の伝導性を高めるための金属が入っているようだ。


 その横にある箒は軽く、アクロバティックな飛行を求める人用らしい。


 何だかどれがいいのか分からない。


「えっと、殿下は箒どうしますか?」


「この、老舗のオールドの箒とかがいいかな」

 

 オールドの箒、ルファリエラが使っていたやつだ。確かに良さそう。でも、箒もお揃いになってしまう。いや、ゲームのルファリエラが使っていたのなら別に問題ない筈。


「私もそれにします」


 結局二つとも同じ物になってしまったが、そうそう気にする人なんていないと思う。


 買ったものを手に抱え、近くに停めてある馬車まで歩く。


「案外早く買い物終りましたね」


 結構悩むと思ったが、お揃いにしたからか早く終った。


「まだ少し前だけど、昼御飯食べて行くか?」


 そう言えばお腹すいたな。


「そうします」


 一旦荷物を馬車に置いてから、歩いて店を探すことにした。


 いい匂いに誘われて入ったお店は、魔法料理店フェザー。どうでもいいと思うが、さっきの魔法道具店スワンの系列らしい。


 魔法料理店というのは、調理の過程で魔法を使っていることから。


 食べ終えると、このあとの予定について訊ねる。


「この後ってどうしますか?」


「もう少し一緒にいたいが、三時には戻らないと今日の公務が終わらないんだ」


「そうですか」


 店を出ると馬車で家の前まで送ってもらった。


「また明日」


「はい、また明日!」


 てっきり殿下と二人で緊張してしまうかと思ったが、よく考えると一番最初に会ったときも二人だった。

 

 去っていく馬車を見ていると、またいつか何処かに出掛けたいなと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。