フルーツ3
投稿スピードはあまりはやくありません
ゆっくりやっていこうと思ってます
誤字脱字が多いみたいです
出来るだけミスなく頑張ります
視界いっぱいに広がる光景は、現実と比較しても遜色なくリアルに出来ていて、そこに暮らしている人々やプレイヤーの人々が行きかう姿を、しばらく眺めていた。
ここまで、再現されているとは思ってなかった林檎は、さらに期待が高まりやって良かったと思うのだった。
一旦落ち着いた後、2人と待ち合わせをしていたことを思い出し、辺りをキョロキョロ見回した
ぞくぞくとプレイヤーが増え続けるなか、背後から肩をたたいてくる者がいた。
「あのー、リンゴさんはおねえですか?」
後ろを振り返ると、そこにはミカンとイチゴというプレイヤーがいたので、すぐに2人だと気付いた。
キャラメイクで髪や顔を少しいじったらしく、普段よりイケメンになった一吾とかわいくなった蜜柑が、不安そうな顔で尋ねてきた。
林檎も2人から少しは顔をいじるように言われていたので、きれいになるようにいじっていた。
少しいじっただけだったので、気付いてもらえないのに軽いショックを受けた。
でも、逆の立場だったら私も確認しただろうから気を取り直す事にした。
「そうです。貴方達のお姉ちゃんです」
「見つかって良かった。合流できないかと思ってヒヤヒヤしたよ」
「またせちゃったかな?」
「そんなにまってないよ。とりあえず移動しよう。まだまだ、プレイヤー増えるだろうからここにいると邪魔になる」
「そうだね。まずは町を散策しようか。どこになにがあるか把握しておかなきゃ後で困るからね」
ここは始まりの町ルデラ。
町の中心にはギルド本部があり、周りを囲うようにいろいろなお店がならんでいる。
町の南には広いスペースがあり購入することができる。
町の西にはNPCの居住区があり、プレイヤーはあまり近寄らないみたい。
町の東には大きな図書館があるが、中には入れない。いつは入れるんだろうか?
町の北からフィールドに出られるが身分証が必要。
「一通り見たからギルド本部行って、身分証つくりにいこう」
「そうだな、狩りをするならほしくなるから行こうか」
2人の後について行き、目的のギルド本部に到着する。
ギルド本部は近くで見ると大きかった。中で野球が出来そうなくらいの大きさはあり、たくさんの人が利用出来る用になっていた。
中に入るとすぐに受付があり、20箇所も受付出来る所があった。
私達は一番奥にある所に行き、3人で手続きをすることにした。
「本日はどのようなご用件でしょうか?」
「私達の身分証を創ってほしいんですが、お願いできますか?」
「かしこまりました。それではこちらに名前と職業を記載して下さい」
渡されたカードに、言われた通りに記入した3人は、それを受付の人に戻した。
「裁縫師のリンゴ様、戦士のミカン様、魔法使いのイチゴ様で間違いありませんか?」
「はい、あってますよ」
間違いがない事を確認した受付の人は、一枚カードを手に取るとひかりだし、魔法のように光がカードに吸い込まれたように見えた。
その動作を三枚すべてにやり終わると手続きが終わったみたいで、それぞれに手渡された。
それを受け取るとだんだんと透明になり、あっという間に手元から身分証が消えた。
「これで身分証の発行は完了になります。身分証を造った方には5000Gを支給されますのでお受け取り下さい。身分証はアイテム欄にちゃんとありますのでご確認下さい。身分証の中身を確認したい場合、メニューの身分証を選んでいただければ閲覧できます。相手に見せる場合も同じ欄にあります。その他に、当施設にあるものを利用する事が可能になりました。訓練場や生産スペースなどがあり、受付で申請されれば利用することができます。利用する際はお金がかかるので注意して下さい。また、この町から出ることも可能になります。次の町に行くためには、この町の北にある門から出ていただいて先へ進むと次の町に行けます。北門には門番がいますので、門番の方に身分証を提示してください。それでこの町からでれます。」
なるほど、これでやっと冒険のスタートラインにたったんですね。たしかに5000Gあります。
散策していたとき、おいしそうな食べ物のにおいが私を誘惑してきましたが、お金がなかったので買うことが出来ませんでしたが、これでやっといろいろ試せそうです。
後身分証の確認をしますか。けっして信用してないわけではありませんよ。
アイテム欄を確認したら、そこには2つだけあった。
初心者用簡易裁縫セット
身分証
裁縫師だからだろうか、針やハサミなどの道具があった。
それに今発行してもらった身分証もちゃんとありました。
装備はどうだろうか。確かめてみた。冒険者一式装備で構成されていた。
だが装備中の欄に武器がなかった。
気のせいだろうと思い再度確認してみた。
やはりなかった。
考えてもしょうがないので、ミカンとイチゴに聞いてみた。
「武器ないけど2人もないの?」
「私たちはあるよ!最初の職業のよって変わるみたいだよおねえ。ちなみに私はこれ」
そう言ってミカンは腰に提げてる一本の刀を見せてくれた。
イチゴもアイテム欄から杖出して前に出してきた。
「戦闘職は職業を決めた後に武器の設定が出来て、選んだ武器が支給されるんだよ!戦士職は両手剣や片手剣とか選択肢が多いし、人によって使いたい得物が違うからね。その中で私は刀を選んだわけ!生産は武器がない代わりに生産キットがあるはずだよ」
「俺は魔法使い選んだから杖しか選択出来なかったな。初期装備だけあって、強くないし売ってもたいした額にならない。金額だけなら生産キットの方が高いんだけど、生産職は戦闘大変らしいから、それを考慮しても不満はでなかったらしい」
「ふーん、そうなんだね。そこまで調べてなかったから知らなかったよ。じゃあ戦闘は2人にまかせるね。私はのんびり生産してるから」
「いやおねえ、戦闘させるからね。3人でやったほうが素材集めしやすいし」
「そうだよおねえ。素材集まるまでは戦闘や採取しよ。十分集まったら生産に没頭していいから。はじめから生産するよりは、ステータス上げてからの方がなにかといいと思うよ」
二人の意見は理にかなっているとは思ったので、二人と共に行動することにした。
「お話中のところ申し訳ありませんが、他になにもなければこれでおわりたいのですが」
「ごめんなさい、お、お聞きしたいことがあります。生産キットはどこで入手出来るのでしょう?」
受付の人をほったらかしてしまった。すぐ謝ったが気にしないでというような態度をとられたので、もう一度謝りつつ、質問することによりその場の空気をかえようとした。
「それでしたら、このギルド本部で買うことが出来ますし、本部の周りにあるお店のなかに、専門のお店がありますのでそこで購入することも出来ます。生産キットはすべて2000Gで売られています。ギルド本部ではアイテムの買取もしておりますし、プレイヤーの皆さんが売ったアイテムを買うことが出来ます。ですが買う場合の条件がありまして、1度入手したことがあるアイテムしかお売りすることが出来ませんので間違えないで下さいね。モンスターのドロップ品も販売いたしますので、活用する機会はあると思います。いらないアイテムがございましたらこちらまでお越しください。」
ふむふむ、これはわざわざ外にとりに行かなくてもよくなるのか?
でも一度は入手しないといけないし、生産ばかりやってられないのか?
いや、二人からもらえばいいのか。なんとかうまく利用したいですねこれは。
でもいまは生産キットの方が重要です。
「では料理と木工の生産キットを下さい」
注文しながら4000Gを差し出した。
「ちょうどお預かりします。こちらがお品物になります」
これで生産キット3つ。お金ないけどいい感じ!
「ギルドの生産施設は簡易キットよりも性能が良いので、品質をあげるのであれば、当施設を利用することをお勧めします。使用料金は一時間200Gです。さらに当施設では1000Gで講習を受けることも出来ます。講習内容は基本を教わるものです。戦闘職なら戦闘のしかたを、生産職なら生産の仕方を学べます。必要な物はこちらで準備させていただくのでどうですか?」
「やろうよ!基本は大事だよ!」
「俺も賛成」
「決まりだね。その講習三人分お願いします」
「かしこまりました。ですが申し訳ございません。講習時間が決まっており、午前12時からになります。今が10時24分なので少し待ってもらうようになりますが大丈夫ですか?」
後90分なので買い物しつつ、あっちに戻って昼食をとれば時間になりそうかな。
講習分でお金がなくなちゃったから私は2人の付き添いだけど…。
出店の料理はおあずけみたいです。
「12時までにここに来ればいいんですね。なら先に買い物を済ませてきます」
この世界の時間の進み方は、現実と一緒になるように設定されている。
ログインが現実の朝9時。結構時間たったなあ。まだ散策しかしてないけどね。
このゲーム、FASはログイン出来る時間が決まっており、1日12時間までプレイすることが可能なそうです。
厳密に言うとずっとやっていられるのですが、12時間を過ぎると警告が出され、ステータスも大幅に低下するようになっているそうです。
この措置は、メーカーからの安全対策であり、熱中し過ぎて体調を悪くなるまでやらないようにと警告もかねているようです。
「分かりました。では手続き致しますので、身分証の提示をお願いします」
3人は言われた通り見せた。
「ミカン様は刀、イチゴ様は攻撃魔法、リンゴ様は裁縫………。リンゴ様ご相談があります」
受付の女性がリンゴの身分証を確認していると、何かに気付き神妙な面持ちでたずねて来た。
「リンゴ様は裁縫師のようですが、他に錬金と調合も取得なさっていますよね。この二つはレベルをあげるよていですか?」
「そうですね、生産メインで行くのであげますよ」
「なら講習内容を錬金と調合になさいませんか?実は現在ポーションが不足しており、一人につき10本までしか買うことが出来ない状態なのです。この状況を改善するにも供給出来る人材が多くいないので、ギルドでは現在ポーションを定価で買い取らせていただいています。講習も同時に受けられます。ポーションを造るにはガラス玉を錬金で瓶に加工し、調合で造ったポーションの液体を瓶に詰めて完成になります。ガラス玉はスライムのドロップ品で薬草は採取で入手出来ます。リンゴ様はどちらも取得なさっているみたいなので受けていただけるとありがたいのですが?もちろん数が少なくてもかまいません」
何事かといえば注文だった。
結構困っているみたいだしいいかなやっても。
裁縫は後でも出来るしね。
「どの道受ける予定だったので先に錬金と調合を受けますよ」
「ありがとうございます!では時間までに今渡した紙をもって、記載されている場所にいて下さい。それに申し遅れましたが、私の名前はレベッカといいます。今後とよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします。いろいろ教えてもらいありがとうございました」
レベッカさんにお礼をしながら一人1000G、合計3000Gを渡し、換わりに三枚紙が渡された。
内容を確認すると主な講習内容と受講ナンバーが記載されていた。
私は2番らしい。
ミカンは38番、イチゴは197番らしく生産の不人気が伺える数字です。
私は楽しめればいいので気にしませんけどね。
ここを離れる前に私は今から2人にお願いをしないといけません。
「ミカン、イチゴ、錬金と調合の生産キット買いたいのでお金を貸して下さい!」
本来姉として妹と弟からお金を借りるなんてしたくなかったが、講習後に必要になることが判明しているので、今のうちの買っておきたかったのです。
料理と木工キットのを買ったのは時期尚早だったみたい。ですが買ってしまった物はしょうがありませんもんね。ここは開き直って頼むことにしましょう!
2人とも特に買いたいものがなかったようで、2000Gずつ貸してもらえた。
ポーション1本300Gなのですぐ返してみせましょう。
素材集めも手伝ってもらう訳ですが、私は開き直っているので2人には存分に働いていただきましょう。そうしましょう。
「こちらが錬金と調合のキットになります」
ふたりから受け取ったお金で新たに2つ生産キットを入手した。
用事もなくなったので、レベッカにアイテムの売り場所を聞きその場を後にした。
お店に向かう最中2人のスキル構成が気になったので、私のを教えつつ2人の構成も聞いた。
「おねえのスキル見事なまでに生産スキルばっかだね。おねえらしいけど、強化魔法くらいしか戦闘に役立たないからポーション作りで期待しますかね。それと私のスキルがこれっと」
ミカン 戦士
<刀1> <回復魔法1> <回避1> <危険察知1> <強化魔法1>
<攻撃強化1> <敏捷強化1> <観察眼2> <採取1> <採掘1>
「俺とミカンは戦闘メインだからおねえと大分違う構成になっているけど、採取採掘は3人でやった方がいいと思って、2人で相談してとることにしたんだ」
イチゴ 魔法使い
<攻撃魔法1> <弓1> <回避1> <防御魔法1> <魔力回復1>
<MP強化1> <敏捷強化1> <観察眼2> <採取1> <採掘1>
2人のスキルを見せてもらうとすでにレベルが上がっているのがあった。
観察眼は主にモンスターの能力や弱点を見極めるためのスキルらしいが、日常生活でも観察せえすればあがるらしい。いろいろ観察してたら勝手にあがったのだと2人は説明した。
私も鑑定眼持ってるからどんどん使わなくちゃ。
ギルドを出てすぐ薬屋があったが人がたくさんいた。、
プレイヤーが並んでポーションを買っているようだ。
私達は客というより視察?ポーションがどんなものかみておきたかったので、売られているものに鑑定眼を発動してみた。
ポーション 品質C 回復量50
鑑定してみたらこんな感じの結果だった。
他のもすべて同じ品質と回復量だった。
これが基準なんだろう。作るならこれより良い物を作りたいですね。
薬草もあったのでついでに鑑定した
薬草 品質C 回復量10
回復量すくな!
値段が20Gだった。ポーションが300だからポーションの方が3倍高いように見えるけど、戦闘中に10しか回復しないのは致命的になりかねない。
皆さんわかっているようで、ポーションがどんどん売れて行くのがわかる。
これは品薄になってもしょうがない。だって今日たくさんプレイヤーが来るんだもん。
やはり私も協力しないといけませんね。
これでも生産するためにやって来たのですから!
時刻を確認したら10時57分だった。
微妙な時間なのでここでログアウトすることに決まりました。
講習に遅れないようにしないといけないので早めに切り上げます。
次ログインするのは昼食をとった後です。
そして3人で仲良くログアウトした。




