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第4話 よぞらのまちをあいしたひとたち 第5節
『ほしのざ』をひきいるのは『ほしくずたん』のいちばんはじめのだんちょうでした。「みかづき」というひとでした。
しかし、いまは、「シリウス」という「なまえ」になっていました。
『ほしのざ』の「シリウス」は、ほんとうはじぶんのふくだんちょうにいのちをうばわれるはずでした。
でも、そのふくだんちょうはじぶんがだんちょうになったときに『ほしのざ』の「シリウス」のいのちをうばうまえにいなくなりました。なぜなら、じぶんのいのちをとうじのふくだんちょうにうばわせたのです。
クルクスはそのしんじつをはなしました。まちをまもるためには、じぶんのいのちをうばうひつようがあることもはなしました。
シリウスはひどくいやがりました。
ですが、やるしかないというげんじつにせなかをおされ、シリウスは、クルクスのいのちをうばってしまいました。




