18/29
第4話 よぞらのまちをあいしたひとたち 第4節
シリウスはふくだんちょうになると、まちをまもるためにはしりまわります。
まちをまもるため、みんなをまもるため、なんねんも、なんねんも、いっしょうけんめいにかけまわりました。
ある日のことでした。
クルクスがシリウスにじぶんのいのちをうばうようにいいました。
なんと、いままでのだんちょうたちはみんな、『ほしのざ』というあつまりにいってしまっていました。
そして、みんな、それぞれ、じぶんがふくだんちょうにしめいした人にたおされていたのです。
いままで、それをみんながしらなかったのは、ふくだんちょうたちがそれをみんなにはだまっていたからでした。
じぶんが、うらぎっただんちょうにたのまれて、だんちょうをたおしていた、なんていえるふくだんちょうがいなかったからでした。




