表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/51

貴族はお金でできている 2

前回の主な税金が住民税というところを変えて、人頭税・結婚税・死亡税にしました。

結婚税とか死亡税って今じゃ考えられない税ですね…。

「なにが面倒なことなの?」


「ほら、どれだけ頑張ってもほとんどが税金として取られちゃうってどうなの?」


「…それはちょっと」


リクは想像したのか苦い顔をする。

せっかく豊作なのに給料が他の年と同じだったら、労働意欲なんて湧かないよね?


「でも、平民たちは働こうとしてない、なんて感じはしないぞ?」


「今は貴族の増税のせいで、生きるのに必死になってるからじゃない?」


()()…?」


ここで面倒になってしまうのは、平民が働いてくれるのはある意味貴族のおかげだからだ。


「…もしかして俺らが税の仕組みを変えちゃうと、平民の労働意欲が下がるかもしれないのか?」


「そんな感じ」


そう、下手に変えると平民の労働意欲が下がりかねないのだ。


「でも、変えないわけにもいけないんだよな…」


彼の言う通り、面倒だけど変えないわけにはいかない。


「もう、いっそのこと当たって砕ける覚悟でやる?」


「…確かにそっちしかないよな」


「悲しいことにね」


正直私達は政治初心者だから上手くいく自信なんてない。

失敗しないように、とかの思いはあるけどでも、やるしかないんだよね。


「まずこっちの税金についてだけど、主に人頭税と結婚税と死亡税…だったかしら?」


「あぁ、基本はそれだろう。貴族の主な収入源だからな」


「それで、どうすんの?まず貴族の税をまともにしたいんだけど。」


「本当それ、なんなの死亡税と結婚税って」


「まだまともなのって人頭税くらいよね」


なんか、改めて日本ってマシだなって思うわ〜。


「じゃあその三つの中で残すとしたら人頭税かしら?」


「そうだな。…でも、そうすると貴族の収入が減らないか?」


「あ、そうね…」


教育のための税金を作るとしても国に全部取られちゃうし、コレじゃあ貴族の家計が大変なことになってしまう。


「そもそも日本じゃなにがあったっけ?」


「住民税、所得税、法人税、酒税…あと消費税」


「消費税!」


今まであまり気にしてなかったけど、消費税ってこっちではないんだ…。

まぁ、こっちで作ることは出来ないだろうけど。


「そういえば前世じゃ所得税とかあったね」


「お金持ちの方が多く税を取られちゃうんだよな…それよくないか?」


日本ではお金持ちからお金を取れーみたいな感じだったもんね。


「確かに貧しい人から税金をとるより、お金持ちの人から税金をとる方が生活に困る人は少なくなるはず」


「じゃあ、所得税を作るか。あと、消費税はどうだ?」


「残念だけど、ほぼ無理でしょ」


「なんでだ?」


「計算ができないからよ」


残念ながら、税率何%なんて平民は計算できない。

商人は出来るかもしれないが、悪徳な商人は人を騙すかもしれない。


「消費税が使えないのか…」


「でも、学校に通うことが一般的になったら使えるでしょ。数十年後に期待だね」


「そうだな」


正直消費税は欲しいものだ。

私は日本で暮らしていてそこまで消費税を気にせずに払っていたから、こっちでもそこまで消費税は苦にはならないかと思ったからだ。まぁ、消費税が上がった時はひぇってなったけどね。


「で、使うとしたら人頭税と所得税だけどその後は?」


「絶対貴族から反発受けるけど、いい?」


まぁ、当たって砕けろだからしょうがないよね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ