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部長が襲うので安心して寝られない的な話  作者: みずはら
[第7章]運命のいたずら
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(1)普通の人間です

 僕は、魔法を使うことは出来ません。

 僕は、超能力を使うことは出来ません。

 僕は、身体をゴムのように伸ばしたり出来ません。

 僕は、空間のエネルギーを自由に取り出すことは出来ません。

 僕は、国際的な犯罪と立ち向かう機関のエージェントでもありません。

 僕は、『正義の味方』を呼び出す方法を知りません。

 僕は、お化けや妖怪を扱うことは出来ません。

 僕は、動物を自在に操ることは出来ません。

 僕は、虫と話すことは出来ません。


 だって、僕は、

 ただの人間で、ただの高校生ですから。


 そして、僕の知り合いにも、そんな人はいません。


 だって、僕は、

 ごく一般家庭で生まれた、悲しい現実世界の住人ですから。


 それでも……


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