異常者…
あ…くしゃみでそう………ふぃー出ない。
俺のクラスにやってきた異常者こと、強固さん。
その日から話しかけてくるようになった。
鋼強鉄硬堅強固「ねぇ…すたぱって何?」
すたぱ?
すたーぱっくすのことか…。
志島「それは飲み物の…専門店みたいな」
別に俺も沢山行くわけじゃないから詳しくは知らんよ。
鋼強鉄硬堅強固「へぇ…奢って」
はぁ?!
ふざけんなよ!
結構高いんだぞ!!
鋼強鉄硬堅強固「嫌そうな顔…あ、じゃあ」
ん?
は!!
ちょ!!
志島「ちょっと待て!心の準備が!」
脱ぎだした!!
鋼強鉄硬堅強固「え、いや別に告白しようとしてるわけじゃ…あ、そうかここだと常識が違うからか…今、所持金貨持ってなくて寿命を渡そうとしたんだけど…」
は?
寿命…?
んなもん渡せねぇよ。
志島「寿命を渡すことができればもっと世界は荒れてるよ…」
鋼強鉄硬堅強固「へぇ〜、変ですね、あ…肝臓庫にお金あったかも…」
強固さんは…手を…服の中に……入れて…何してんの?
カチャッと音が聞こえたけど…ほんとに何をしてるの…?
鋼強鉄硬堅強固「お!ない!」
何?
何なの?
鋼強鉄硬堅強固「この世界でお金はどうやって手に入れるの?ギャンブル?」
そんな事しないわ。
志島「まあ…バイトとか?」
鋼強鉄硬堅強固「バイト…?天国の伝統的な競技?」
多分、違う。
志島「なんて説明すればいいかな…お店の人がバイト?うーん、働く人?」
鋼強鉄硬堅強固「あ!奴隷!」
はあ…。
志島「まあ、そんなもん…かな…立派な事なんだけどな…」
鋼強鉄硬堅強固「奴隷になればお金が貰える…」
てか、そんなに気になるのか?
志島「すたぱそんなに行きたいのか?」
鋼強鉄硬堅強固「はい」
はあ…。
志島「1回だけな、奢ってやるよ」
俺がそう言うと……え!!!
顔の周りがキラキラしだした?!
嘘…。
怖!
志島「それ…どうなってんの…?」
鋼強鉄硬堅強固「あ、これは補助感情システム、キードアーイラークと言いまして」
え…どんな手品だよ…。
志島「そ、それじゃあ授業が終わったらな…」
鋼強鉄硬堅強固「授業も変ですよね、ここだけですか?」
はぁ…?
知らねぇよ…。
他も似たようなもんだろ…。
志島「逆にどんな事習いたかったんだ?」
鋼強鉄硬堅強固「そうですね…チュロスの仕組みに今、興味があります」
チュロス…?
ちくわと一緒だろ…。
なんか…俺まで変になりそう。
鋼強鉄硬堅強固「それか白滝の神様の儀式の仕方…それか髪型を自由に変えれる謎も知りたいです」
……黙れ。
志島「授業遅れるぞ…」
鋼強鉄硬堅強固「そうですね」
なんてやつだ…。
授業時間
担任「てことで山田太郎は富士山を無事帰還したってわけ」
担任の無駄話が好きな俺は変だろうか。
普通に面白い。
お、チャイムがなった。
担任「はいはい、おしまいだ、日直」
日直「立ち上がれ皆のもの…礼!」
我が強い人が日直になったな…。
うし…すたぱに行くか…まあまあ遠いんだよな…。
女子A「帰る!」
すぐ立ち上がって帰った女子がいる。
俺も帰りたいが…仕方ない。
鋼強鉄硬堅強固「行きましょう」
そうだな。
志島「結構歩くけど…大丈夫か?」
鋼強鉄硬堅強固「スタミナ厶Zの効果が永久に続くギアをつけているので、それに足も感覚をなくしているので」
おおん…。
そうか…。
徒歩30分
着いた。
結構遠いなぁ…。
志島「このお店がすたぱ」
鋼強鉄硬堅強固「これが…お店…?ちっともお店らしくない…それにあれって…」
強固さんは看板を指差している。
緑で人の顔が描かれた看板。
すたぱって言ったらこの看板だよな。
鋼強鉄硬堅強固「ここは…手術院では?」
なにそれ?
志島「すたぱだよ…早く入ろ」
ドアを開けてレディーファーストをした。
鋼強鉄硬堅強固「なんで入らないんですか?」
え…。
志島「そりゃあ…レディーファースト…」
え…その反応知らない?
志島「女性はお先にどうぞって言う文化だよ」
鋼強鉄硬堅強固「不思議ですね、それではお言葉に甘えて」
強固さんは中に入ると転んだ。
鋼強鉄硬堅強固「あれ…?」
志島「大丈夫…?」
鋼強鉄硬堅強固「もしかして……あの看板の意味は?」
え…指を差した方を見てみれば…あれはオープン…。
志島「開いてますよって言う…意味?かな」
鋼強鉄硬堅強固「やっぱり…この世界でもあの看板があるから同じだ…と油断しました」
強固さんは立ち上がり、顔の横で指パッチンをした。
鋼強鉄硬堅強固「また、失敗…変ですね」
志島「早く行こう…すごい目立ってるから…」
うぅ…恥ずい…。
注文するためにカウンターまで歩いた。
志島「何飲む?」
鋼強鉄硬堅強固「そうですね…あれ、あれはどこです?」
あれ?
あーメニュー?
志島「えーと、あ、あったよ、はい」
近くに何枚もメニューが重ねて置いてあった。
鋼強鉄硬堅強固「……ほんとにこれですか?」
え…。
うん…。
志島「そうだけど…」
鋼強鉄硬堅強固「……にしては…大分大きい…」
え…そう?
そんなに大きくないほうだと思うけど…。
鋼強鉄硬堅強固「あ、こことは…私が探しているのは品紹介チップです」
な、なにそれ…。
志島「それ…メニューって言うんだけど…」
俺は強固さんが持っているメニューを指差した。
鋼強鉄硬堅強固「え…これがですか?めぬぅーはもっとヌメッとしてますよ、うう…思い出すと魚肌が…」
情報量…。
志島「とりあえずそのメニューに飲み物の情報が載ってるから飲みたいの選んで…俺は…キャラメルフラペリーノにするかな」
鋼強鉄硬堅強固「……同じ物を頼んだらこのお店は売上落ちますか?」
そんなんで落ちてたら終わりだよ。
志島「そんなことはないのでどうぞ、好きな物を飲んでください…」
鋼強鉄硬堅強固「それでは同じ物を」
はいよ。
志島「それじゃあ、買ってくる」
……着いて来てるな…。
別にいいけど。
志島「すいません」
受付「いらっしゃいましたね、お客様」
……変な定員に当たってしまったか?
志島「キャラメルフラペリーノを2つお願いします」
受付「畏まり、大きさは?」
あ、そうだった。
まあ、レギュラーかな。
志島「レギュラーで」
受付「はいはいはい、少しお待ちください、横のカウンターでお待て」
お待て…?
まあ、待ちますよ…。
強固さんと一緒に待った。
鋼強鉄硬堅強固「なんで謝ったんですか?」
え…うーん、いや…まあ、謝る理由はないんだけど。
志島「なんとなく…?礼儀じゃないけど…挨拶でもないか…うーん、なんとなくかな…理由はないんじゃないかな…」
鋼強鉄硬堅強固「理由がないですか…変ですね、とっても不思議です、私がいたせかいだと、価値や意味がないものは自然と無くなるんですよ」
それを聞いて、なんだかとても不安になった。
怖いと感じた。
志島「怖ぇ世界だな…」
鋼強鉄硬堅強固「え…そう思います?こっちのせかいはとても不思議で、今にも足場が崩れそうです」
なんだその言い方。
でも、もし強固さんの言うことが本当で別の世界から来たのだとすれば…物凄く不安で怖いのでは…?
いきなり目が覚めて海外に飛ばされたと思うとゾッとする。
鋼強鉄硬堅強固「……あ」
え…どうしたの?
鋼強鉄硬堅強固「排泄してきます」
………。
え……?
鋼強鉄硬堅強固「排泄所ってどこです?」
そう言うのはオブラートに包まないと!
志島「えっと…あそこです…赤い人のマークで」
鋼強鉄硬堅強固「……あのマーク…なぜ…いや、このせかいとは違う…えーとこのせかいではどんなふうに排泄しますか?」
分からんて!
鋼強鉄硬堅強固「私のところでは太ももから吐瀉物臓庫ごと取り替えるのですが、不衛生なので決まった場所で取り替えます、ここの人は体も違うようなのでどうしましょう」
……は……。
受付「お待たせしま~、店内で?」
注文きたし…。
志島「あ、はい…」
鋼強鉄硬堅強固「あ、来ましたね、とりあえず後で決めましょう…席に座ってもいいのでしょうかね?」
志島「え…大丈夫なの…?」
強固さんは3回頷いた。
志島「…じゃああそこに座ろうか…」
隣に人が座っているけど、学生服…別の学校か…良かった。
席についてキャラメルフラペリーノを飲んだ。
鋼強鉄硬堅強固「飲んでも?」
俺は頷いた。
強固さんは一口飲むと上を向いた。
鋼強鉄硬堅強固「綺麗な味」
優子「なんか…隣の人…さっきから癖すごい…」
騎士「これが…すたぱ…なんたる甘味…」
後書き…何書こう…。
あ!じゃんけんしよ!
出すやつ決まったら下に来てね!
勝負!
最初はグー
じゃんけん
ポン!
チョキ!
はい〜俺の負け…?
どっち…?




