↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/3

三つ星…

強固(きょうこ)「これは………この謎を使わせてください」

強固(きょうこ)さんは親指と人差し指以外を立てた。

親指と人差し指を丸めて包んだ。

……この形は…。

強固(きょうこ)「綺麗な味です………美しい…芸術作品のようです……それはそうと、排泄がそろそろ苦しくなってきましたね」

え?!

ちょ?!

志島(しじま)「大丈夫?!早くトレイに!」

強固(きょうこ)「………あ、じゃあ…」

強固(きょうこ)さんは耳たぶに手を当てて…………取った。

え……取っ…た……え……。

…手品…………?

強固(きょうこ)「これ耳に付けて、それで教えて………あ、一応視覚も共有しよう、声だけじゃ、分かりにくいからね」

強固(きょうこ)さんは目を大きく開いて、コンタクト…レンズ…のような物を取り出した……。

強固(きょうこ)「これも付けて」

………嫌なんだけど……。

強固(きょうこ)「そろそろパンクするからお願い」

………分かったよ……。

耳に……付けてっと……これは…?

強固(きょうこ)「それは目に付けて」

…………分かった………。

………俺の初めての…コンタクト…レンズ…。

怖いけど…付けるか……。

………よし……………ん?!

なんか…変な…景色が変!

片方の目から…俺が見える!

強固(きょうこ)「じゃあ、行ってくる」

うわ!

動いた!気持ち悪!

酔う酔う!!!

あ…でも目閉じれば大丈夫だ……。

うっすらなんか見えるけど……。

強固(きょうこ)「聞こえる?」

うわ!びっくりした……。

志島(しじま)「聞こえるけど…俺何すればいいんだよ…」

強固(きょうこ)「……私がいた所にある排泄所とは全く違くてこれ?」

……目、開けるか…。

……それは…。

志島(しじま)「それは手を洗う、洗面所だ…そこじゃない…」

強固(きょうこ)「ふむふむ…謎が使えないから、手を洗うのか」

え…?

あ、うん…。

志島(しじま)「はあ…その扉を開けて…」

強固(きょうこ)「……開きました、それで?」

そしたら。

志島(しじま)「便器の蓋を開けて」

強固(きょうこ)「便器と言うのは……この白い椅子の事ですか?」

そうそう。

志島(しじま)「それを持ち上げて」

強固(きょうこ)「こうですか?」

……てか、なんで俺はこんな事をしているんだろう。

何が起きているんだか分からないけど………技術が発展したのだろう……多分。

志島(しじま)「そしたら後は大丈夫でしょ?って…全部上げるな!」

強固(きょうこ)「え…どう言う事ですか?」

そうか……なんて説明しよう…。

志島(しじま)「大きな蓋と、穴が開いてる蓋があるよね?穴が開いてる蓋だけ…下げて!」

もう…頼むよ……。

強固(きょうこ)「はい、それで?」

志島(しじま)「便器の中に排泄をして」

強固(きょうこ)「便器の中にある水が汚れますよ?」

あー、もう!

志島(しじま)「レバーを引けば新しい水が来るから大丈夫!」

強固(きょうこ)「ほうほう、この横に付いているのは?」

志島(しじま)「トイレットペーパー…汚れたらそれで拭いて、拭いたらそれも便器の中に入れて…それでレバーを引いたら流れていくから…」

………そろそろコンタクトレンズ外そう…。

志島(しじま)「じゃあ、コンタクトレンズ外すよ」

強固(きょうこ)「はい、ありがとうございます」

はぁ…疲れたよ…キャラメルフラペリーノ飲もう…。

………ん?

なんか…変な音聞こえる……。

……ジョボジョボ聞こえる…水が跳ねる音……あ!

耳たぶ外してない!

…はあ……もう…なんなんだよ…。


数分後


強固(きょうこ)「体が軽いです」

志島(しじま)「そりゃ…よかった……」

強固(きょうこ)さんが帰ってきた…。

耳たぶとコンタクトレンズを付けた…。

強固(きょうこ)「ありがとうございます、これで排泄は困りません」

…………。

志島(しじま)「排泄じゃなくてトイレって言ったほうがいいよ」

強固(きょうこ)「そうなんですね、わかりました」

はあ…疲れたな…。

志島(しじま)「ほら、飲んじゃないな」

強固(きょうこ)「はい」

…………。

黙れば美人なんだけどな。

強固(きょうこ)「どうしました?」

志島(しじま)「別に」

まあ、お金は減ったけど、いいのかな。

強固(きょうこ)「………飲み終わりました、この後は?」

志島(しじま)「帰ろうか」

強固(きょうこ)「そう言う事じゃなくて、これどうします?」

あ…それは。

志島(しじま)「ゴミ箱に捨てよう」

強固(きょうこ)「はい……どこですか?」

………ここ。

強固(きょうこ)「……これですか?」

うん。

志島(しじま)「そうです」

強固(きょうこ)「ありがとうございます、それじゃあ出ますか」

出よう。

志島(しじま)「じゃあ、帰ろうか…家まで送るよ」

……家…あるのか?

強固(きょうこ)「ないです、家」

………そりゃそうか…。

志島(しじま)「ホームレスか…」

強固(きょうこ)「……ホームレス?」

あ…なんて言うかな…。

志島(しじま)「あー…」

強固(きょうこ)「聞いたことあります…確かモンチッチ民族の準備体操だった気がします…が多分違うのでしょう」

うん…全く違う。

志島(しじま)「家がないって意味……」

にしても……まずいな、お金もなし、家もない…。

頼れる人間は……いない…。

志島(しじま)「……はあ…じゃあ、嫌じゃなければ俺の家来る?」

強固(きょうこ)「行きます」

早いな……。

しじま)「警戒心なさすぎじゃない?」

強固(きょうこ)「警戒心とは?」

え………?

志島(しじま)「警戒心知らない?」

強固(きょうこ)「一応言葉は知ってますがそんなに聞かない言葉です」

えぇ……。

志島(しじま)「俺が悪いやつじゃないかなんてわからないだろ?だから警戒をするって言葉があるんだよ」

強固(きょうこ)「………」

え…理解できない?

志島(しじま)「分かんない?」

強固(きょうこ)「…この世界にはもしかして良心がないのですか?」

いや…そう言う事ではない…。

志島(しじま)「そう言う人もいるけど…なんて言うかな…相手の気持ちを全部分かるわけじゃないから相手が嫌なことをしてしまう可能性があるんだ、そうだな…今回の件はどうしょうもないな…俺は別に何もしないけど、悪い人間もいるって事だよ」

強固(きょうこ)「やっぱり不思議ですね、ここは」

分からん…。

そっちの世界だかの事を知らん。

俺はここで育った…治安はいい所らしい。

だけど…その分…損しやすい性格な人が多いかもしれない。

それに…歪みやすいのかもしれない…。

全員自分が正しいって信じたい人ばかりかもしれない。

志島(しじま)「それで来るの?」

強固(きょうこ)「はい、行きます、夜ひとりで過ごすのは時間が沢山必要なので、それにまだまだ知らないことが多いので」

そうだね。

志島(しじま)「じゃあ、ついてきて…後で合鍵渡すよ」

強固(きょうこ)「合鍵とは?」

まじか…。

志島(しじま)「合鍵…何て説明しよう…家の鍵が1つだけだと不便に思う人もいるから、何個か鍵を持つ…で合ってるのかな…まあ、家の鍵だよ」

強固(きょうこ)「それは大事なものでは?」

そうだよ。

志島(しじま)「そうだけど、ないと不便だろ?」

そらに…。

志島(しじま)「強固(きょうこ)さんを信用してるから」

強固(きょうこ)「ふむふむ…あ、じゃあ私からは腿肉を渡しときます」

強固(きょうこ)さんは腿をつまんでスッと取った…。

え……。

志島(しじま)「……え…」

強固(きょうこ)「これを殴れば私が痛がります……これで安心出来るかと思いましたが痛覚を遮断する事が出来るので意味がないですね…それでは…」

腿肉を腿に戻した……。

…もう、なんもしなくていいから…。

強固(きょうこ)「私の中心核を渡しておきます」

強固(きょうこ)さんはスカートに手を伸ばし初めたので腕を掴んで止めた…うん…そりゃあ…さあ…止めるよ…。

嫌な予感が…する…。

志島(しじま)「あのさ…中心核って…何?」

絶対俺が知ってる中心核じゃない…。

強固(きょうこ)「そうですね、求情は知ってます?」

え…なにそれ…?

志島(しじま)「知らない…」

強固(きょうこ)「あっちの世界の人間にある症状で、急に起きる症状なのですが、それを抑えるためには中心核を捏ねなければいけません、24時間を捏ねずにいると体に変化が起こります、排泄と同じような物です」

はあ…、それを預けようとしたのか…。

志島(しじま)「大丈夫だから……信用するよ…」

強固(きょうこ)「そうですか、それでは家までお願いします」

うん…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。