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ドンッ!
ストラトス の手の銃が発射された。濃い赤い魔法光線が指揮官の髪の毛を掠め、正面のスクリーンを直撃した。小さな爆発音と共にコンピューターシステムが破壊された。
ストラトス も即座に反応し、体を翻して後ろから銃を抜き、撃ってきたクズ野郎に向けた。しかし全てが遅すぎた。
ドンッ!
二発目の銃声が響いた。圧縮されたテーマ粒子が銃口から飛び出し、余計な口を挟んだ男の手を直撃した。魔法銃が指揮官の手から弾け飛び、床に鮮血が滴り落ちた。ストラトス は自分の手を押さえ、体をわずかに屈めた。
W分隊の指揮官の銃口が外れた瞬間、ナーション ガードの士官たちの反射神経が鮮明に発揮された。命令も叫び声も必要なかった。ただ「カチッ」という音が響き、標的は即座に指定された。一瞬のうちに、技術兵と辺境兵たちの魔法小銃および拳銃が全て構えられた。銃口が高く上げられ、目の前の敵に向けられた。
薄暗い光の中で、雲と煤による、銃身が獲物の姿を反射していた。それだけでなく、銃身に沿って走る濃い赤いエネルギー線が、映像をさらに歪めていた。視覚的な光景はテーマと現実が混ざり合い、吐き気を催す幻影と化していた。それでも、兵士たちの指は引き金に掛かり、合図一つで致命的な一撃を放つ準備を整えていた。
一方、I軍団の近衛士官たちも全く引けを取らなかった。彼らにとって兵力差など問題ではなかった。まるで同じシステムに同期されたように、全員が即座に反応した。調整済みの魔法小銃が一斉に上がり、対面のナーション ガード士官たちを狙った。彼らの決意が敵対する「同胞」の銃口と激突し、戦友たちの息遣いをさらに重くした。
秋の北部チャイニン高地は冷たく、息が白く凍りつき、魔法弾倉に沿って走る赤い光点と混ざり合っていた。弾は既に装填され、獲物は常に射程内だった。
「ストラトス か……なかなか肝が据わってるじゃないか、私のことに首を突っ込むなんて! どうやら近いうちに軍警察のお世話になるガキが一人出そうだな。基地内で勝手に発砲した罪でな!」
老将軍が嘲るように言い、部下たちの銃口が相手に向けられているのを見て余裕を見せた。彼はやはり、このガキはただ誰かに担がれてこの地位に就いただけだと思っていたようだった。
「このジジイ——」
言葉が終わる前に、端正な顔面に強烈な蹴りが炸裂した。唸るような音が近衛兵たちを驚かせた。しかし指揮官が後ろへ吹き飛んだ瞬間、手で床を軽く叩いただけですべての兵士が陣形を保った。
「大人しく降伏するなら、この件を軍警察に報告しないでやってもいいぞ。連合の財産を破壊したという汚名を着たくはないだろう——」
ドンッ!
魔法弾が再び発射され、傲慢な老将軍の耳を掠めた。一発の銃声の後、二つの部隊は全く異なる方法で反応した。ナーション ガードの兵士たちが獲物に向かって一斉射撃を浴びせたのは、決して賢明な選択ではなかった。
煙が薄れた時、彼らの目の前にあったのはI軍団が展開した粒子シールドだった。しかしそれで終わりではなかった。
「お前ら猟犬どもに発砲する権利などない!」
一人のナーション ガード士官が叫び、他の者たちもそれに続いた。
言葉が終わると同時に、手に持っていた熱い食事は冷め、代わりに冷たく豪華なデザートの宴が始まった。コア管理ステーションの狭苦しい空間も、煤だらけの天窓から差し込む薄い日差しも、残ったコンピューターの警告音も関係なかった。今やそこにあるのは叫び声と、のこぎりや剣の果てしない戦場の交響曲だけだった。
数秒前までの緊張した空気は、今や血の気が高ぶる興奮に取って代わられた。松緑色の戦闘装甲を着た兵士たちのプラズマチェーンソーと魔法剣が輝き始め、この息苦しい空間で獲物を待ち構えた。赤く輝く刃はテーマ粒子を散らし、獲物を引き裂こうと待ち受ける狼の群れのようだった。彼らは衛兵たちに向かって突進し、一撃ごとに眩い弧を描き、空間を切り裂き、部屋ごと引き裂こうとするかのようだった。
I軍団は狭い空間に追い詰められ、列を整えて前方の咆哮する戦闘装甲と、後方で殴り合う二人の指揮官に対峙するしかなかった。彼らにできるのは粒子シールドを展開して耐えることだけだった。赤く輝くシールドは、同胞たちの怒りに対する最後の防壁だった。
激しい衝突音が響き渡り、魔法のこぎりがシールドに当たるたび火花が散り、制御盤を震わせ、ケーブルを弦のように振るわせた。一人の衛兵は兜の中で歯を食いしばり、上段からの斬撃をシールドで受け止めた。衝撃で半歩後退し、足が床でわずかに滑った。狭い空間は、この「戦い」の圧力でさらに縮小し、一寸の無駄も許されなかった。
ナーション ガードは容赦なく圧力をかけ続け、魔法剣を連続で振り回し、眩い光の円を描いた。一人が横薙ぎに斬りつけ、相手の腰を狙ったが、相手は体を回転させてシールドを傾け、刃を弾き返した。火花が近くのホログラムスクリーンに飛び、爆発させた。その隙に短い魔法ダガーを抜き、相手の装甲の隙間を狙って突き出した。しかしナーション ガードはまさにこの状況のための訓練を受けていた。単純に体をかわし、先ほどの剣を斜めに薙ぎ払い、相手を防御せざるを得なくさせた。
しかしこの優勢も長くは続かなかった。一瞬の絶叫がI軍団の戦闘装甲の後方から上がり、大量の機動銃が辺境兵たちの頭上に現れた。そして次に響いたのは、武器の一斉射撃の音だった。
ナーション ガードの戦闘装甲は即座にこの機動銃の雨に晒され、シールドシステムが過負荷となって完全に停止した。背中の飛行装置のエネルギーセルも即座に破壊され、枯渇した。二分にも満たない時間で爆発音が響き渡り、装甲は損傷した。
煙が消えた時、チャイニンの息子たちはようやく冷静さを取り戻した。彼らの目の前にあったのは、頭に突きつけられた銃口だった。
しかし辺境兵と技術兵たちにとって最も残酷な光景は、命が綱渡り状態にあることではなく、敬愛する「親父」、要塞の指揮官である老将軍が、赤く輝く剣の切っ先に跪き、切り落とされた片手が床に落ちた銃をまだ握りしめている姿だった。
「このクズ野郎、お前は一体何を——」




