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天使のココロと悪魔の渚  作者: 小石川弥生
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後一日(大切な人に......伝える言葉 それぞれ)

金城先生に 一日休みを もらい クラスの生徒たちは それぞれの 大切な人と過ごしました。


それぞれの一日

ある男子生徒の一日は 弟と一緒に 弟の好きなこと やりたいことを 思う存分やり尽くし

最後の言葉を伝えました。

「明日は ちょっと 帰りが遅くなるけど......お袋には 心配するなって 言っといてくれ...」

弟は面倒そうに

「はぁーん 自分で言えば いいじゃん...まっいいけどさ...別に...また、兄貴と遊べるならいいよ!」

「おー!また連れて行ってやるから 頼んだぞ!」

その言葉に 弟は

「よっしゃー!」


ある女子生徒の一日

彼氏と一日デートを楽しみました。

映画を見たり ショッピングしたり 美味しいスイーツを食べたり......一日の終わりが早く感じられ 帰り際に 最後の言葉を 伝えました。

「てっちゃん!あの映画 よかったね!このネックレスもスゴく 可愛いし あのケーキも めちゃめちゃ美味しかったね......すごく すごーく楽しかった......あっと言う間に過ぎちゃった...

ありがとう......また一緒に 行きたいな!」


「楽しかったな!また 一緒にいくか!」


彼氏に思いっきり 抱きつき

「てっちゃん 大好きだよ......ありがとう」


ある男子生徒は

高校生になってから 一人暮らしをしていました。実家は 遠く離れ 直ぐに帰れる距離ではなかったので

この男子生徒の 最後の言葉は 母親への電話で伝えられました。

「あー モシモシ 俺!おかんおる?変わって...

あっ!おかん?俺......元気しとる?俺は 元気やで......みんなは 元気なん?ほっか...今度

実家帰れるで 俺の大好物の 唐揚げ作って まっとってな......はぁん?どうもしとらんて......大丈夫やて うんうん 分かったて......

うん......おかんも 風邪ひかんよーにな...うん 分かったて ほんなら 切るで...うん

ありがとうな」


ココロちゃんは

両親とおばあちゃんの お墓の前で 伝えられました。


「お母さん お父さん おばあちゃん....ずっとずっと お母さんたちのいる所に 行きたいって 思ってた......ごめんね......今は 行けない

今ね この世界でね すごい事が 起きるかもしれないの......人がいっぱい 死ぬかもしれない

だから......皆で 守るの!

私......がんばるから 見ててね......」


隣には 渚くんが......


それぞれの最後の言葉は 普段と変わらない...

変えられない言葉でした。

そして、深夜11時50分 皆は学校に......

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