嘘
衝撃的な話を 告げられた 生徒たちは 思い思いに 教室を後にしました。
残された渚くんは 気を失っている ココロちゃんを 守るように 立ちはだかる......
金城先生は ゆっくりと 渚くんに歩みより 問う
「信条くん......あなたは 響さんに 何故嘘をついたのですか?」
渚くんの 顔色が一瞬で 青ざめ 言葉を失ってしまいました。
「なんのこと?嘘って......何が?」
渚くんが 勢いよく 振り返ると ココロちゃんが
目を覚まし 立っていました。
金城先生は 優しく ココロちゃんに
「もう 大丈夫ですか?」
と 訪ね
頷くココロちゃん そして、
「金城先生 皆は?私......皆に 縛られて 閉じ込められて......それと
さっきの 嘘の話ってなんですか?」
不思議そうに悩む ココロちゃんに 優しく微笑み「生徒の皆さんは もう帰しましたよ......
響さんは 信条くんの 何が嘘なのか 知りたいですか?」
渚くんは 慌てて 金城先生に 飛びつくも また力が抜け へたりこんでしまいました。
そして、金城先生は また ゆっくりと ココロちゃんに 語り始め
「響さんと 渚くんが出会った 場所は あなたの
小学校の転校先です。信条くんが 悪魔だと言うことは 本当ですよ......人間に成りすまし 生活をしていました。悪魔の修行と 言うものですね。
そんな ある日 あなたが 転校してきました。
もともと そのクラスは 最悪で 信条くんにとっては ありがたい経験が できる場所でした。
早速 あなたは いじめのターゲットにされ 無視から 始まり 物がなくなりと 陰湿ないじめに 合っていましたね......
それでも あなたは 毎日ちゃんと 学校に通い
返ってくるはずのない 挨拶を笑顔で 毎日していましたね それを見てた 信条くんが どんな心境かは 分かりませんが あなたの笑顔の挨拶に 笑顔で答えたのを 覚えていますか?
あなたは とっても 嬉しかった......続けた結果 報われ ドン底に突き落とされ......あなたに対する いじめが酷くなってしまい......だんだんと 笑顔が消え もう 生きる事に 疲れ あの湖で......それを 助けたのも 信条くんです。しかし 兄弟がいるわけでもなく あなたと遊んだことも ありません......あなたの記憶を すり替えた......
何故でしょうか......それは あなたに恋を してしまったからです......あなたに生きてほしいそう願ったから 自分が助けたんじゃなく 兄が助け 兄にがあなたの中で 生きていると信じさせ
前を向いて 強く生きてほしいと......
しかし そんな事が 許されるはずが ありません。人間に恋をするなど......サタンが......
そうですよね......サタンの息子 マモン」




