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天使のココロと悪魔の渚  作者: 小石川弥生
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金城先生は ゆっくりと歩み 生徒と一人一人の

心に ゆっくりと 問いかけました。


「あなたたちは 自分のした事を 誰かのせいにして 自分は悪くないと 思いたいんですね......

愚かですね。

自分は 何もしてないから 関係ないと思う人

何故そう思うのですか?見てるのに......

関わると 面倒だから 知らないふりですか?

私は やりたくなかった

響さんの ようになりたくないから したがった?

あなたたちは 何か 勘違いをしていませんか?

言葉を よく言おうとしているだけですね。

関係ないから 見殺しにした が正しい言い方です。

そして、自分が大事だから 響さんを身代わりにした。

家に帰りたいから 見殺しにして帰る。

嫌いだから ムカつくから 痛めつけ 死んでもいい 面白いから そう言う事ですよね。」

クラスの生徒たちは 泣き出す子 怒りだす子 何も言えず 下を向く子で ざわつきましたが 金城先生の言葉で 一変しました。

「それは、ただの言い訳ですね。」

シーンっと静まりかえり

金城先生は ゆっくりと優しく 語り始めました。

「あなたたちは 勿体ないです......

知ってますか?死はある日 突然やってくる ものなのです。

それは、いつなのか...分かりません。

でも、必ず誰にも 平等に死は訪れます。

生を宿した 瞬間から 死と向き合う定めなのです。

だから 大事に大事に生きて この世を全うして 死を迎えてほしいです。

人には好き嫌い 当然あるでしょう...

でも 何故ここで あなたたちが 出会えたのでしょうか?

全ての事に 意味はあるんです。意味のない事は何もない......私は そう思っています。

あなたたちが 生まれてきて 親に出会えて 辛い事 悲しい事 嬉しい事 苦しい事 数えきれない感情の中 幼稚園にあがり 小学校 中学校 高校

そして、あなたたちは出会えた

それは、辛い 悲しい 苦しい 楽しい 嬉しいを

分け合うために......

そして、生きるために 人は出会うんです。

それを 自らの意思で 壊すのは 勿体ないです。

あなたたちには 目もある 口もある 耳もある

そして、大事な言葉も話せる。

少し考えてみてください。

自分の目に 見えてるもの 自分の口から 出た言葉

そして、自分の耳から 聞こえてくる言葉を

どんな時に 幸せかを......」





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