↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想怪盗団~罪と正義~ サイドストーリー  作者: 陽菜


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/27

クリスマス

はい、こちらではお久しぶりです。毎回毎回どれぐらい待たせるんだこいつ。

光助、本当によかったね……。

「ねぇねぇ、クリスマスパーティーしようよ!」

 りゅうの言葉に、コーヒーを淹れていた蓮は目を丸くする。

「まぁ、いいけど……何したいの?」

「蓮、買ってきたぞ」

 何か察したのか愛良が小さめのツリーを置いた。

「おー……まぁ、一度実家の方に行かないといけないから勝手に準備してていいよ」

 こりゃ何言っても無駄だと蓮は早々に諦める。クリスマスの時には戻ってくる予定だし、別にいいかと思ったのだ。

 次の日、蓮が実家に向かうと怪盗達が準備を始めた。

「裕斗、そこ飾って」

「これはこうした方がいいのではないか?」

「そっちは勝手にやってろよ……」

「蓮を驚かせちゃおう」

「そうね、せっかくだからサプライズしちゃいましょう」

「姉さん、何が好きかな……」

「甘いものが好きじゃないかな?」

 そんな会話をしながら飾りつけする。


 蓮が戻ってくると、既に飾りつけが終わっていた。

「早いな、お前達」

 目を丸くしながらそう言うと、「頑張ったんだぞ」と愛良は胸を張った。

 クリスマスの日、蓮が料理を作ってくれた。

「どうぞ」

 皆の前に出された料理とケーキに全員が目を輝かせた。

「姉さん、これ」

 不意に光助が包みを渡す。それを開くと、マフラーが入っていた。

「おー……ありがとう、光助。ボクからもどうぞ」

 そう言って蓮も渡す。その中身は黒い手袋。

「これ……」

「ジョーカーの手袋、気に入ってるみたいだったから」

「……ありがとう」

 光助は嬉しそうに笑っていた。

 これが、光助にとって初めてのクリスマスプレゼントだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。