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 シオンは自分の部屋につくと、冷静な顔が崩れた。やばいどうしよ。ローズさんだ。


 マキノには言っていなかったが密かに憧れていたローズさん、初心者に毛の生えた程度のレベルでパーティに参加だなんて足をひっぱるんじゃないかと思うとカッコ悪いところ見せたくないけど、パーティに加入できるチャンスを見過ごしていいのかと思うと、悩む悩むどうしよ。こうしてシオンは結構長い間悩み続けた。



 シオンがひとり苦悩して眠れない夜を過ごしている間、マキノは淡々といつものように錬金を楽しんでいた。シオンの知っている高位の錬金術師のレシピって何だろう。って考えるとわくわくする。


 あとローズさんがシオンを気に入ってくれたら心苦しさから解放されるし、明日楽しみだな。そんなことを考えながらいつもどおり今日受講して学んだことをもとに新しいレシピを試して一晩過ごした。


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