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 自分の部屋に戻ったシオンは自分が昨日マキノに声をかけたばっかりに知りえた情報や出来事に頭の整理がつかないまま、変な興奮に包まれていた。


 マキノはいったい何なんだ。そんなことを考えつつ、わたしは使わないからそれあげるわと今日身に着けていた防具を貰ったが、それが風龍を倒して手に入れたドロップアイテムを錬金してできた、「風龍シリーズ」で装備するととんでもなく防御力が高くなる★4でSクラスのものだということに、冒険者じゃないので気づかないまま寝てしまった。



 一方マキノは、知らない人に声をかけられて怖かったが、そう悪い人でもなかったので少しほっとしていた。自分の作ったアイテムを自分の生身で試すということに今まで共感してくれる人がいなかっただけに、ダンジョンに行ったこともないのに試してみたいというシオンを少し尊敬した。そういう好奇心と探究心は嫌いじゃない。


 べったり一緒にいるのは逃げたいけど、たまになら話し相手をしても良いなとちょっと思ったりしていた。


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