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 ギルド長とは、わたしの戦いぶりとアイテム回収に情熱を燃やす姿を確認出来て良かったと言いつつ、街で別れた。


 別れた後、いつもならひとりになれたらほっとするのに、何故か少しぽっかり寂しい気持ちになった。

 ギルド長と三日間も一緒にいたけれど、ぜんぜん嫌じゃなかった。本当いい人だ。この人が日本の会社でも上司なら良かったのになぁ。



 この後、ギルド長に精霊王の居場所を聞いたので、四大精霊王のおうちへ行って見ることにした。


 風の精霊王の居場所は風の谷、水の精霊王の居場所は麗しの湖、土の精霊王の居場所は峡谷の洞窟、火の精霊王の居場所は火の山。あまりひねりのない名前だけど、ゲームはわかりやすい名前の方がいいからね。


 洞窟名とか迷宮の名前とかダンジョン名にあまりこだわりはないからどうでもいいやと思っていたりもする。


 そして、この四か所。自分たちの家に行くんだから、お呼びした方がいいよねー。っと、気を利かせて四大精霊王をお呼びした結果、どこもさくさくとすいすいとあっというまにクリアしてしまった。 


 ごうごうと風が吹き荒れる谷も、冷たく凍えるような湖も、罠やギミックが満載の洞窟も、溶岩が流れる灼熱の地も、友達の家に遊びに行ったかのように、終わってしまった。それもたくさんのお土産付きだ。わーい。わーい。アイテム図鑑がまた埋まった・・・。つ、疲れた。


 もう、いい。精霊がらみは諦めた。この甘やかし。いたれりつくせり。超過保護。しばらくは呼ばないからねー。精霊王たちはこっちが戦っているところ見ているだけで手伝いはしないという話だったけど、あそこに隠し部屋が、とか、あそこにレアなアイテムが隠れているとか、ほら、天井近くに黄金の実があるから取ってあげるとか、口は出す。なんなら体も浮かせてくれたり、運んでくれたりもする。まるで四人のおもちゃになった気分。四か所回って、ちょっと疲れた。ソロに戻りたい…。


 でも、ほんとたくさんアイテムはゲットできた。図鑑も5割いった。アイテムゲットし、錬金で新規アイテム作成しを繰り返した結果だ。


 材料がなくて作れないレシピもあるし、逆にアイテムはあるのに、レシピがなくて作れないものもある。これらが全部わかるようになったら、図鑑はコンプリートするんだろうな。わくわくするし嬉しいなと思うけど、全部埋めてしまう寂しさもある。


 でも、せっかくのチャンスのボーナスステージ期間。できればきちんとコンプリートしてすっきりしたい。


 ギルド長に相談してみたところ、


「レシピを知りたいなら、王都に行くんだな。王都にある図書館、本屋、錬金術グッズ売っているお店、錬金術を学べる学校。師となる錬金術師がいるからな。どれを選んでもレシピや材料は増えるだろう。ここ精霊の集う里から精霊の森を超えて三日ぐらい歩いたところにあるぞ。」


「ギルド長ありがとうございます。図書館、いいですね。図書館。」


「精霊の森にもいろいろアイテム拾えるから、まあ頑張れよ。」


「はい。行ってきます。」


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