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0027 遺伝 と 環境 と 個人の資質

こちらの内容は、現在の価値基準では容認できない内容が過分に

含まれております。また、過激な表現があります。注意してください。


巷で、人の成功や失敗には、遺伝と環境の2種類がクローズアップされます。


[遺伝] のみを見てしまうと、最終的に優生学の考えに行きついてしまいます。

[背に高い者同士] や [肌の色が同じ者同士] がつがいになると、同じ傾向の

子供が生まれてきます。

肉体の造りが同じようになるのであれば、一歩進んで [社会に適合する者同士]、

逆に [社会に不適合な者同士が] つがいになった場合はどのような結果になるのか

興味が出てくるのは自然なことです。


そして、ロンブローゾの提案した学説(いわゆる生来性犯罪者説)がでてきました。

解りやすく言えば、「犯罪者を断種していくのを繰り返していけば、最終的に

綺麗な社会が出来上がる。」という思想です。

第二次世界大戦時に、悪用されて沢山の人々が亡くなってしまいました。

この学説は拡大解釈されて、精神病や他の病に罹患している者も潜在的犯罪者として

処置されてしまいました。こちらは、歴史的にも各国で採用され前世紀末頃まで

長年使用されてきました。



[環境] のみを見てしまうと、同一の環境を与えれば同じ結果になるというのは

現在の学校教育を見ても幻想的にしかすぎません。

通常の学校では授業が終了したら家に帰り環境が変わるのではないかと

言われてしまいますが、全寮制の学校で当てはめるとわかりやすくなります。

そこにもいわゆる、成功者・失敗者に分けられます。

環境を平等にするには、歴史上の国家である [カルタゴ] になってしまいます。

それすら、資料が少ないだけで現状では見えないところも数多くあります。



私の考えるのは、個人の資質です。

資質とは、当事者である本人が物事を行おうとする意志と行動です。


[個人の資質] のみで見ると、やはり[遺伝] ・[環境] と比べると弱いですが

個々が持っている [恵まれた遺伝] ・[恵まれた環境]に、資質がプラスされると

僅かの差の時は大きく効果を発揮します。

逆に個々が持っている [恵まれた遺伝] ・[恵まれた環境]に、度合いによりますが

資質が大きくマイナスされると [恵まれていない遺伝] ・[恵まれていない環境]より

更に低い状態になります。



世の中は、理不尽なのは当たり前です。

どのように納得して、人生を過ごすのかを考えていかなければなりません。

人間とは、[動物] と [完全無欠な生物] との狭間にいる者達ですから。

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