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35、追放魔王と鋼鉄少年④

つおい(^ω^)


「おいきさま!、我が弟に恥をかかせたそうだな!!俺と決闘しろ!!」


「へ?、何の話?」


いつも通り黒鉄を連れてチェルシーのところへと移動しているとなんかゴテゴテした服を着ている成金男に話しかけられる。


弟に恥…………いったい誰の事だろうか。


「あの〜、あなたの弟とは一体誰の事なのでしょうか?」


「貴様、一体どこまで私たちを侮辱すれば気が済むのだ………ウィリアムだ」


「ウィリアム………誰?」


「貴様と一緒に宮廷魔術師試験をうけた筈だ、忘れたとは言わせん!!」


「…………あーー、もしかして私に模擬戦で負けたやつ?」


「ああ、インチキしてまで勝った」


「インチキ?」


「ああ、インチキして勝ったと弟から聞いたぞ、さぁ決闘しろ弟の無念を晴らしてやる!」


「…………あいつもすごかったけど兄貴もすげぇな」


あれをどう解釈したらインチキしたと感じるのだろうか、あれか、もしかしてあいつの中では魔術師同士の模擬戦なのに平民が魔法を使うなとかそんな感んじかな?いやいや、無茶苦茶すぎんだろ、流石にそこまで頭いかれてな…………絶対違うと否定できないのが辛い。


「どうした?、フフフ、今更後悔しても遅いぞ!!」


兄弟揃っての頭の悪さに偏頭痛を感じて頭を抱えると、何を勘違いしたのか、私が臆していると判断し出してイキリだす。


「………はぁ、わかったわよ、相手してあげーーー」


「ーーー待って、俺が相手する」


「ーーへ?」


面倒くさくなったから手短に片付けようと私が決闘を受諾しようとした時、隣の黒鉄が言葉を割り込ませる。


「はぁ?、我が決闘したいのはそこの女だ、怪我したくなければ餓鬼は引っ込んでおれ」


「メインディッシュの前に肩慣らしした方がよくない?、それともアンタは()()とタイマンはるのも怖い人?」


「なんだと?、いいだろう貴様から葬ってやろう」


「ちょっちょっちょっ、何勝手なこと言ってんの?、私が挑まれたんだよ?、黒鉄には関係ないでしょ?」


「無関係な訳ないだろ、アンタは俺の雇い主なんだ、主人を早々に戦わせる部下がどこにいる?…………それに万が一にも、後で回復できたとしてもアンタが傷つくところはあんまり見たくない」


「へ?ーーちょちょ、なななな奈々名七なな、何言ってるのかなーーーー、そそ楚々祖そそそんなこといいっても何も出ないわよ!!」


「………うん?、なんで赤くなってるの?」

つおい(๑╹ω╹๑ )

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