24、side新・魔王軍対国家殲滅部隊総隊長③
つおい(╹◡╹)
「よし、崩れた!!」
敵軍の壁を貫き、中へ潜入する事に成功、そのせいで相手の隊列は崩れ、後ろと前から挟み撃ちが可能になった。
もうここからは油断もクソもない、何をしようがここからひっくり返す神業はこの世のどこにも存在しない。
「いけぇーー!叩き潰せ!!」
兵の士気を最大限高める為、大音量で俺は叫ぶ。
ーーー刹那、何かが上から降ってきて、此方の兵を貫く。
「なっーー?!、なんだ今のは」
流星の様に降り注ぐ魔法弾は次々と兵士達を貫き、亡き者としていく。
「い、一体何が起きている」
『ヘ、ヘクター様!!』
「む、なんだ!、北門を攻め落とせたのか?!!?なら此方へ助けに来い!、正体不明の攻撃が降り注いでいる!」
北門を攻めている我が軍の兵士達の指揮権を渡した部下から通信魔法で呼びかけられる。
俺は不幸中の幸いというふうに部下に応援を頼む…………がしかし、それは絶望の知らせでしかなかった。
『え?、ーーヘクター様の所でもそうなってあるのですか!!?』
「な、何??!、ま、まさか、そちらでも?」
『え、ええ、何処からともなく魔法弾が降ってきて、味方を貫いていきます、一体私はどうすれば良いのでしょうか!!』
『ヘクター様、南の方も………』
『東の方も………同じく』
「ぐぬぬぬ………原因がわからん怪奇現象が起きている為撤退だ!!、全軍撤退せよ!!」
今こうして通信中にも味方は色とりどりの魔法弾で命を絶っていく。
一番最初に飛んできた魔法弾は風の魔法だったが、それだけでなく、色とりどりの魔法弾が落ちてくる、自分の位置から見ると非常に幻想的な光景で心を奪われそうになるが着弾時の爆音に顔しかめ耳を塞ぐ。
そこまで威力が高いわけではない、無駄なく確実に命を奪える一撃を加えていく、こちらの兵士達は火で焼かれ、雷に打たれ、風で切られ、土に押しつぶされ、水に流され、闇に侵され、光に浄化され、この世のありとあらゆる力にどんどん殺されていく。
これ以上、無駄に兵を失うわけにはいかず、撤退指示をする俺。
つおい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾




