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宿坊あやかし奇憚#46
「お嬢を1人にはしないつもりですがね・・」
1人、泣いていたら後ろから静かな声が聞こえた
―― 半蔵・・・
後ろから抱き締めてくる半蔵の温もりにまた泣ける
『・・・半蔵。出て行ってって言ったのに』
「出て行きましたよ?戻ってきただけです」
あっさりと言う半蔵の声音は優しげだ
未来は身を捩り半蔵の胸に顔を埋める
『お爺・・・今頃、黄泉に居るのかな?』
「そうですね・・御爺様なら、あの世でも変わりませんよ」
『そうだと良いな・・・ねぇ半蔵?』
「はい」
『半蔵は・・・死なないで』
「・・はい」
『絶対だよ?』
「はい。お嬢を置いて逝ったりしません」
大丈夫ですよ・・と言いながら半蔵は未来を強く抱き締めた
―― 俺は死ねない・・・
未来を看取る為だと思えばそれも悪くない
お疲れ様です。
やっと「未来と半蔵の過去編」終わりです
短くなってしまいましたが投稿します
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