表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
52/165

53.妖具




 仙人たちが扱う宝貝パオペイのような物である、妖怪が扱う道具である妖具ようぐ青丹あおに

 穂、柄、石突と、形成するすべてが青黒い槍。

 穂で突き刺したものを槍の中に封印する。


(盗みを働くも失敗ばかり。いばらを闇競売で売り捌いて、滞っている家と土地の税金を支払おうとした。と、言ったところか)


 心槍しんそう來凱らいがいを封印した青丹あおにを注視した。

 來凱らいがいも大金がほしいと言っていただけで、理由は述べなかったので真実かどうかはわからないが。

 木と藁の小さな家だけならまだしも、視界に映るこの広大な草原一帯の土地の税金を盗人が支払うのは、なかなかに骨が折れる事だとは容易に想像できた。


いばらの為に、いばらを売り払おうと考えるとは………いや、本当に金が目的だったのか。本当にいばらを売り払おうと考えていたのか)


 來凱らいがいについて調べていた心槍しんそうは、目を眇めてのち、酷薄な微笑を湛えたのであった。











(2024.3.30)




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ